7月26日(月)東京・池袋にあるSRC本部道場にて三崎和雄(フリー)が囲み取材に応じた。三崎は8月22日(日)東京・両国国技館で開催されるワールドビクトリーロード『SRC 14』SRCミドル級チャンピオンシップで王者ジョルジ・サンチアゴ(ブラジル)と対戦する。
昨年1月4日に初代戦極(現SRC)ミドル級のベルトをかけて三崎はサンチアゴと対戦。試合は5Rまでもつれる大接戦となったが、最後はサンチアゴがチョークスリーパーで三崎を締め落とし、初代王者のベルトを手にした。今回の試合は三崎にとってタイトル挑戦であると同時に、サンチアゴへのリベンジをかけた一戦でもある。
「大晦日の試合が終わってからはトレーニングを中心に練習してきました。試合間隔が空いていて、肉体的な動きが出せなかったんで、フィジカル中心に練習をしてきました」と三崎。大晦日以降は「すぐにでも試合をやりたい気持ちだったので、そのための準備をしていた」という。
また三崎にとってサンチアゴとの再戦は「僕自身がずっと望んでいたもの」で「オファーを受けた時には何も迷わず『お願いします』と言いました。再戦を組んでもらって非常に感謝しています。タイトルマッチということよりも一度負けた相手にリベンジすることが重要で、サンチアゴと戦えるということが大きいです」と念願のリベンジマッチを前にモチベーションは高い。
前回の試合を「一本負けしているんで、あの日は彼の方が強かったということです。5Rの試合は難しくて、どうやって戦っていいのか分からない部分がありました」と振り返った三崎。
サンチアゴの実力を「正直、負けた試合に向き合うまでに時間がかかりましたけど、また(サンチアゴとの試合を)見るようになりました。サンチアゴはもともと寝技のスキルが強い選手で、寝技の技術そのものも向上していると思います。それで寝技も打撃もレベルが高い選手。
どうしても寝技が出来ない選手は、どれだけ打撃が強くても打撃ではいけない。でもサンチアゴは寝技になっても不安がないから、打撃でいけるんでしょう。打撃そのものにも力強さが増していると思います」と認めているが「強敵だからこそ燃える。自分も去年より成長しているし、お互いの成長をぶつけ合うのが楽しみです」と自らのスキルアップにも自信をもっている。
また5分5Rという長丁場の試合についても「最初からガンガン行くとスタミナがもたないし、スタミナを温存すると自分が持っているものを出せない。前回は探り探り戦っているうちに終わった感じがしました。
しかも2Rにダウンした後はずっと頭がボーっとしたままだったので、試合が単調になってしまったんですよ。5Rは試合に緩急をつける必要があるし、頭を使わなければいけない。今回は色々な変化球を出しながら試合をしたい」と対策も立てている。
「あれから時間が空いているので、お互い強くなっていると思います。前回以上のレベルが高い攻防を見せられるでしょう」と一度目の対戦を越えるハイレベルな試合を誓った。
三崎は今回がSRCには初めての参戦となるが「団体も含めて選手一人一人のレベルが上がっていると思います。僕が言える立場ではないかもしれませんが、世界のトップが集まってくるリングになって、確実にステージが上がってきていると思います。
(SRCに出るのは)一言で言えば縁、ありがたいことだと思います。自分は一度、出会った以上、この場所で共に成長していきたいと思うし、タイトルマッチのチャンスをくれたSRCに感謝の気持ちを持って、ベルトに挑戦します。そしてSRCのためにも、ファンのためにも、喜ばれるようベルトを取って形にしたい」とSRC王者へのこだわりも語る。
GRABAKA時代からの練習場所でもあるパワーオブドリームに加え、最近では大山峻護らと練習を積み「大山さんはフィジカルがめちゃくちゃ強くて柔道も強い。本能もあるので試合と同じような緊張感を持って練習しています。他には吉田善行選手や高瀬大樹、中村K太郎も練習に来ていて、日本ではこれ以上ない選手たちと練習をやらせてもらっています」と充実した練習を送っている三崎。サンチアゴへのリベンジを果たし、ベルトを手にすることが出来るか?
ワールドビクトリーロード
「SRC 14」
2010年8月22日(日)東京・両国国技館
開場14:00 開始15:00(予定)
<追加対戦カード>
▼SRCフェザー級ワンマッチ
日沖 発(ALIVE/修斗世界ライト級王者)
VS
ジェフ・ローソン(イギリス/TEAM BULLDOG)
<決定対戦カード>
▼SRCミドル級チャンピオンシップ 5分5R
ジョルジ・サンチアゴ(ブラジル/アメリカン・トップチーム/王者)
VS
三崎和雄(フリー/挑戦者)
▼SRCライト級ワンマッチ
郷野聡寛(フリー)
VS
ジャダンバ・ナラントンガラグ(モンゴル/チーム朝青龍)
▼SRCウェルター級グランプリシリーズ2010一回戦 Bゾーン
奥野“轟天”泰舗(CAVE)
VS
ニック・トンプソン(アメリカ/ミネソタ・マーシャアーツ・アカデミー)
▼SRCウェルター級グランプリシリーズ2010一回戦 Bゾーン
高木健太(PUREBRED川口REDIPS)
VS
Yasubei榎本(Enomoto Dojo)
▼SRCウェルター級グランプリシリーズ2010 リザーブマッチ
宮澤元樹(和術慧舟會東京本部)
VS
佐藤拓也(PUREBRED京都)
▼SRCバンタム級ASIAトーナメント2010 二回戦
石渡伸太郎(GUTSMAN・修斗道場)
VS
イ・ギルウ(韓国/CMA KOREA/TEAM POSSE)
▼SRCバンタム級ASIAトーナメント2010 二回戦
江泉卓哉(総合格闘技道場武門會)
VS
佐藤将光(坂口道場一族)
▼SRCバンタム級ASIAトーナメント2010 二回戦
高橋 渉(Laughter7)
VS
曹 竜也(闘心)
▼SRCバンタム級ASIAトーナメント2010 二回戦
西村広和(和術慧舟會A-3)
VS
ソ・ジェヒョン(韓国/CMA KOREA/TEAM POSSE)
<チケット料金>
VIP席70,000円(特典付) ロイヤル雷電シート50,000円(特典付・2名1マス)
マスRSS席40,000円 マスSS席20,000円
雷電シート(S席)9,000円(パンフレット付) S席5,000円
※全席指定・消費税込
<チケット発売場所>
イープラス
http://ep;us.jp/src/(PC&携帯)
全国ファミリーマート店頭
チケットぴあ
0570-02-9999(Pコード816-867)
http://pia.jp/t
チケットぴあ、サークルK・サンクス、ファミリーマート店頭
ローソンチケット
0570-08-9999(Lコード38908)
http://l-tike.com
全国ローソン店頭Loppi
CNプレイガイド
0570-08-9999
http://www.cnplayguide.com/
全国ampm、セブンイレブン、CNステーション店頭
ドン・キホーテ
※一部取り扱いのない店舗あり
※受付時間は店舗により異なる
<お問い合わせ>
ワールドビクトリーロード=TEL:03−5725−7311
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