4月8日(金)神戸ワールド記念ホールで開催されるトリプル世界戦の予備検診が5日(火)神戸市内のホテルで行われた。出場6選手とも、検診結果に異常はなかった。
メインではWBC世界フェザー級王者の長谷川穂積(30=真正)が、同級1位ジョニー・ゴンサレス(メキシコ)と初防衛戦。
初対面した指名挑戦者の印象について「VTRと写真でだいぶ前に見たのと同じ。何も感じなかった」とバッサリ。リーチは挑戦者より9cm短かったが「分かっていたことなので」と問題視しなかった。
WBC世界スーパーバンタム級王者・西岡利晃(34=帝拳)は、同級6位のマウリシオ・ムニョス(アルゼンチン)について「もう少し身長が高いと思っていたが、感じなかった。あまり変わらないですね」。
検診中には、挑戦者のボディーをのぞき込んでコンディションを確認する場面もあった。
WBC世界スーパーフェザー級王者・粟生隆寛(27=帝拳)は、同級3位ウンベルト・グチェレス(メキシコ)との初防衛戦。5歳下の挑戦者と初対面し「パッと見て、幼い感じ」と苦笑いした。「身長がもっと高いと思っていた。リーチ差もなかったし、気持ち的にさらに楽になった感じ」と不安要素が取り除かれたようだ。
以下はWBCフェザー級の検診結果(長谷川、ゴンサレスの順)
▽身長 168・2cm、170cm
▽首回り 35・3cm、37cm
▽胸囲 85・5cm、88cm
▽胸厚 24cm、21・5cm
▽視力 左右1・0、右1・0左1・5
▽リーチ 168cm、177cm
▽ナックル 左右28cm、右27cm左26cm
▽血圧 109/77、118/83
▽脈拍 50、46(ともに1分あたり)
▽体温 36・1度、35・9度
以下はWBCスーパーバンタム級の検診結果(西岡、ムニョスの順)
▽身長 169cm、170cm
▽首回り ともに35cm
▽胸囲 91・5cm、85cm
▽胸厚 22・5cm、22cm
▽視力 左右2・0、右2・0左1・2
▽リーチ 174cm、181cm
▽ナックル 右25cm左26cm、右27cm左26・8cm
▽血圧 120/80、131/75
▽脈拍 47、60(ともに1分あたり)
▽体温 35・9度、36・5度
以下はWBCスーパーフェザー級の検診結果(粟生、グチェレスの順)
▽身長 169・5cm、174・5cm
▽首回り 35cm、36cm
▽胸囲 90cm、85・5cm
▽胸厚 23cm、21cm
▽視力 左右1・5、左右1・2
▽リーチ 174cm、175cm
▽ナックル 右27cm左27・2cm、右28cm左27cm
▽血圧 112/82、108/80
▽脈拍 62、68(ともに1分あたり)
▽体温 ともに36・5度
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