6月7日(土)都内ホテルにて、明日(日)さいたまスーパーアリーナで開催されるワールドビクトリーロード(以下WVR)主催『戦極〜第三陣〜』の前日会見が行われた。会見には出場する16名の全選手と國保尊弘WVR代表が出席。
出場選手を前に國保代表は、「総合格闘技をリードする16名が各々のバックボーンを存分に用いて、素晴らしい試合を見せてくれると思います。リアルなファイトにしか見られない、熱、興奮、感動、ストーリーのあるドラマを世界中のファンに見せてくれると思います」と力強くあいさつ。
そして、「16名ファイターは私たち共に、大きな一歩を踏みます。明日という日のために、選手たちは毎日の苦しい鍛錬、練習、血と汗の滲むような思いをしてここまで来たと思います。また、15分という戦いの中で最高のパフォーマンスを見せてくれるでしょう」と明日の試合に向けて大きな期待感を寄せた。
なお、第5試合に出場するニック・トンプソン(アメリカ/フリースタイルアカデミー)とマイケル・コスタ(ブラジル/シュート・ボクセ・アカデミー)はツーショット撮影で向き合うと、お互いの額を付け合うまで急接近し一触即発のムードに……。スタッフが大慌てで二選手を引き離したことで、大事には至らなかった。
大会を直前に出場選手のコメントは以下の通り。※吉田秀彦、モーリス・スミスのコメントは別ニュース参照。
藤田和之
「今回はアメリカのヘビー級を代表する選手と戦いますので、一挑戦者として挑んでいきたいと思います。明日の一戦は近々開かれるであろう、ヘビー級トーナメントの一回戦だと思って戦っていきます。ハードルが高いかもしれませんが、前に出て乗り越える気持ちで行きます」
トラビス・ビュー
「まず日本で、戦極で試合が出来ることを嬉しく思います。今回の対戦相手は、日本のヒーローで伝説の藤田選手。私が昔から注目していた選手で、光栄に思います。試合はエキサイティングなものになることを保障します」
三崎和雄
「試合は一人で作ることは出来ません。明日はローガン選手と戦極の舞台にふさわしい、熱き本物の戦いを築き、お見せしたいと思います。(相手の印象について)非常に大きな選手だなと。見た目では強い弱いは全くわかりません。リングに上がり、向かい合い、肌を合わせたときに人間の強さを感じます。その瞬間が待ち遠しく楽しみです。」
ローガン・クラーク
「日本で試合をすることが夢でした。三崎はとてもスキルがある選手なので、私も試合を大変楽しみにしています」
ニック・トンプソン
「また日本に戻ってこられたことを大変嬉しく思います。13連勝を目指しているので、明日の試合は負けないように頑張ります。将来的には、戦極のリングでタイトルを狙いたいです」
マイケル・コスタ
「まず神に感謝します。私も子供の頃から日本で戦うことが夢だったので、今回実現することが出来ました。このトップファイターの中にいることを光栄に思います。皆さんと一緒に成長していきたい。明日は自分のチームを代表していい試合をします」
菊田早苗
「明日は久しぶりのリングになります。相手は手足が長く、戦績もKO率が高い。ハードパンチャーですけど、そういう相手と何度もやってきているので、自分にしか出来ない戦いをして勝ちたいと思います。」
クリス・ライス
「私の対戦相手はとても経験豊富なので、私は尊敬しています。明日はとてもエキサイティングな試合を見せたいと思います」
チェ・ム・ベ
「日本は久しぶりですけど、みなさんお元気でしたか? この場には、吉田選手、藤田選手、モーリス選手のような素晴らしい選手がいて、同じリングに立てることを光栄に思います。その他にも、素晴らしい選手が集まっています。明日の試合では、全力を尽くして皆さんの声援に応えられるように頑張りたいと思います」
マーシオ・“ペジパーノ”・クルーズ
「私は格闘家として日本で戦うことが夢でした。私の夢を叶えてくれました戦極のイベントに心から感謝します。明日はリングで素晴らしい戦いをみせますので、期待して下さい」
ホドリゴ・ダム
「明日は私と相手で最高の戦いを披露したいと思います。(同じライト級の五味隆典について)尊敬している選手なので、近い将来戦えることを臨みます」
ジョルジ・マスヴィダル
「闘うチャンスをいただけたことを、神と戦極に感謝いたします。試合をするのが待ちきれません。(同じライト級の五味隆典について)戦う機会があれば光栄。そのために勝ち続けたいと思う」
高橋和生
「今回僕の大好きな第1試合です。相手もアグレッシブな選手なので、皆さんの目にしっかり刻み込まれるような試合をして、メインの吉田君にいい形でつなぎたいと思います。(相手の印象は)初めて相手の顔を見て怖そうだなと。戦極の第一試合を任されたので、きっちり作っていきたいと思います」
ファビオ・シウバ
「明日はとにかくいい試合をしてベストを尽くしたい。戦極を世界で最高のイベントにしたいと思います」
ワールドビクトリーロード
「戦極〜第三陣〜」
2008年6月8日(日)さいたまスーパーアリーナ
開場16:00 開始17:00
<全対戦カード>
▼メインイベント(第8試合) ヘビー級 5分3R
吉田秀彦(吉田道場)
VS
モーリス・スミス(アメリカ/モーリス・スミス・キックボクシングセンター/元WKA世界キックボクシング王者&UFC世界ヘビー級王者)
▼セミファイナル(第7試合) ヘビー級 5分3R
藤田和之(藤田事務所)
VS
トラビス・ビュー(アメリカ/エリート・パフォーマンス)
▼第6試合 ミドル級 5分3R
三崎和雄(GRABAKA)
VS
ローガン・クラーク(アメリカ/ミネソタ・マーシャルアーツ・アカデミー)
▼第5試合 ウェルター級 5分3R
ニック・トンプソン(アメリカ/フリースタイルアカデミー)
VS
マイケル・コスタ(ブラジル/シュート・ボクセ・アカデミー)
▼第4試合 ミドル級 5分3R
菊田早苗(GRABAKA)
VS
クリス・ライス(英国/チーム・トロージャン)
▼第3試合 ヘビー級 5分3R
チェ・ム・ベ(韓国/チーム・タックル)
VS
マーシオ・“ペジパーノ”・クルーズ(ブラジル/グレイシー・フュージョン)
▼第2試合 ライト級 5分3R
ホドリゴ・ダム(ブラジル/アライアンスBJJ)
VS
ジョルジ・マスヴィダル(アメリカ/アメリカン・トップチーム)
▼第1試合 ライトヘビー級 5分3R
高橋和生(日本/フリー)
VS
ファビオ・シウバ(ブラジル/シュート・ボクセ・アカデミー)
<チケット料金>
VIP席(専用入場ゲート・特典付き)100,000円
RRS席30,000円
戦極シート(S席・特典付き)17,000円
S席17,000円 A席7,000円
<お問い合わせ>
ワールドビクトリーロード=TEL:03−3369−2211
ワールドビクトリーロード
「戦極〜第四陣〜」
2008年8月24日(日)さいたまスーパーアリーナ
開場開始未定
<出場予定選手>
五味隆典(久我山ラスカルジム)
ワールドビクトリーロード
「戦極〜第五陣〜」
2008年9月28日(日)東京・国立代々木競技場 第一体育館
開場開始未定
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