5月25日(火)午後8時より、東京・阿佐ヶ谷の阿佐ヶ谷LOFT Aで2010年K-1 WORLD MAX日本王者・長島☆自演乙☆雄一郎(魁塾)が“アキバの女王”桃井はるこさんとトークイベント「とある桃井の超自演砲〜自演のチカラ2010〜」に出演した。
このイベントは前売り券が即日ソールドアウトとなるほど前人気も高く、場内は超満員のファンであふれかえった。自演乙はアニメ「バカとテストと召喚獣」の「木下優子の制服を着た秀吉」設定というコスプレで登場。オタ系の話ばかりでなく、格闘家としての活動についても熱く語った。桃井さんを相手に「対サウスポー」の技術実演を行うと、桃井さんも「さすがチャンピオンだねえ」と感心しきり。
中盤からはトレーニングをともにする久保優太(アンリミテッド)も交え、劇的な復活優勝を飾った「K-1
MAX -70kg JAPAN TOURNAMENT」の試合を振り返った。優勝挨拶直前の大宮司進トレーナーの“耳打ち”の中身、1回戦で闘うはずだった某選手、さらにMAX-63kg級でヒール人気の集まる某選手などについてのぶっちゃけトークなど、自演乙は「ここだけの話」を次々と披露。
一方、所属ジム会長から「あんまりペコペコするな」と叱られるほどの「謙虚キャラ」がだんだんと定着しつつある久保は、自演乙の試合映像を見ながら「ナイスカウンターです」「ナイスパンチだと思います」と、“謙虚解説”を連発。こちらも場内の笑いを誘っていた。
約1時間の予定だった第1部が2時間半にふくらむなど、ゆるゆるムードで進んだイベント、後半になると自演乙は「優勝して大宮司さんからもらった」というシルバーウルフジムの白いジャージで登場。桃井さんがこの日のために用意してきた「自演乙ソング2」のラフバージョンが2パターン流されると、多くのファンが初めて聴くにもかかわらずサイリュームを手にオタ芸を打ち始め、まるでライブ会場のようなムードに。そのままデビュー10周年を迎えた桃井さんの弾き語りコーナーに突入、最後は自演乙の作ったポエムに桃井さんが曲をつけた「自演乙ソング・改」を自演乙自身が熱唱。盛り上がりは最高潮に達した。
最後は「皆さんの応援には結果で返すしかない。7月5日、絶対いいもの見せますんでよろしくお願いします」と、代々木第一体育館で行われるMAX世界トーナメント初戦に向けて改めて必勝宣言。多くのファンに囲まれ、再び世界の壁に挑む決意を表明した。今回の盛況を受け、自演乙も桃井さんもこのトークイベントのレギュラー化を希望。近い将来の第2弾開催を約束して終了した。次回は世界トーナメント勝利報告会となるか?
写真&レポート=高崎計三(ソリタリオ)
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