「長谷川はバンタム級では偉大な王者だったが、フェザー級は私の階級。彼はパンチ力の違いを思い知らされるだろう」
26日名古屋の日本ガイシホールで予定されるWBC世界フェザー級王座決定戦(名古屋市)で前バンタム級王者・長谷川穂積(真正)と対戦する同級1位のフアン・カルロス・ブルゴス(メキシコ)が、15日早朝成田着のアエロメヒコ航空機でサンドバル・マネジャーらとともに一行4名で来日した。
疲れた様子も見せず記者会見に応じたブルゴス(22)は、9歳で元アマチュア・ボクサーの父からボクシングを教わり、オジのビクトルは元世界級王者というボクシング一家の出。プロ戦で25戦全勝18KO負け知らずの強打者だ。
長谷川が敗れた4月のモンティエル戦等の試合映像を見ており、「長谷川はカウンターを狙ってくるだろう。距離を間違えずに戦いたい」と抱負を語り、エスピノサ・トレーナーが「勝つのはブルゴス。KOもありえる」とつけ加えた。サウスポーとの対戦は今度が初めてだそうで、サウスポーのスパーリング・パートナー(エディバルド・オルテガ)を同行させている。
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