WBA世界スーパー・フェザー級チャンピオン内山高志(ワタナベ)3度目の防衛戦が、11月18日(木)正式発表になった。
相手は暫定王者のホルヘ・ソリス(メキシコ)。試合は1月10日(火・祝)東京・有明コロシアムで行われる。この日はダブル世界タイトルマッチで、同スーパー・バンタム級新チャンピオンの李冽理(横浜光)が6位・下田昭文(帝拳)を挑戦者に迎える。
王座統一戦に乗り出す内山は「(ソリスの)名前が挙がったときからワクワクしていた。知名度も実力もある選手。これまでの中で一番強い相手です。手数が多く先手でくるタイプなので打ち合いが多くなると思います。僕も厳しい練習を積んできている。チャレンジャーの気持ちでやりたい」。
これまで内山のKOラウンドを言い当ててきた渡辺均会長が「ソリスはパッキアオと8回までいった。内山には7回までにKOして欲しい」と注文をつけると、内山は「僕はそれを意識せず、勝つことを前提に試合を進めたい」と苦笑した。
また国内対決となるスーパー・バンタム級戦は「下田選手は文句なしの実力派。この選手に勝ってこそチャンピオンと呼ばれるにふさわしいと思う。チャレンジャー精神で、下田選手に勝って評価を上げたい」と王者・李。
世界初挑戦の下田も「いいタイミングで挑戦のチャンスがきた。プーンサワット戦も見たが、チャンピオンはクレバーでスタミナもあって、打ち合いもできる。乗り越える価値のある選手だと思います。人生賭けて頑張ります」と抱負を語り、両者「正々堂々と戦いましょう」と健闘を誓った。
またこの日はアンダーカードにチャンピオンカーニバル、日本スーパー・フェザー級タイトルマッチも加わったトリプル・タイトル戦。こちらは王者・三浦隆司(横浜光)が福原力也(ワタナベ)の挑戦を受ける。
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