7月15日(火)東京・新宿にあるワールドビクトリーロード(以下WVR)にて、8月24日(日)さいたまスーパーアリーナで開催される『戦極〜第四陣〜』の記者会見が行われた。
この日の会見では追加カードとともに、戦極育成選手として山梨学院大学レスリング部の大澤茂樹と日本大学レスリング部出身のマキシモ・ブランコ(ベネズエラ)の2名が紹介された。
戦極育成選手とは、戦極が行うトレーニング場所の提供や紹介、トレーニング環境の整備、海外ジムの紹介や渡航のサービスを受けられる選手で、後々戦極のリングで活躍する選手を育成するためのものである。
大澤は小学5年生からレスリングを始め、高校時代、山梨学院大学在籍時に、大学選手権や全日本選抜選手権を制覇するなど数々のタイトルを獲得。今年6月の北京五輪出場を賭けた全日本選抜選手権で惜しくも準決勝で力尽きたが、7月にギリシアで行われた世界学生選手権で金メダルを獲得している。
レスリングのエリート街道を突き進んできた“天才”大澤は、総合格闘技への挑戦に関して「元々格闘技が好きでレスリングを始めました。レスリングで培ったもので総合格闘技に活かしていきたい。総合でもレスリングが強いところを見せていきたい」と力強いコメント。
「目標とする選手は?」との記者からの問いには、「いません。自分が新しく挑戦し続けいきます」と天才らしい発言も飛び出している。
現在の大澤は、大学にあるパンクラチオンチームで関節技を磨き、ジムで打撃特訓を行っており、「少し手応えを感じていて、強くなると思う」と自信満々のようだ。
山梨学院大学レスリング部の合宿で一緒に練習したこともある山本“KID”徳郁からは「総合にきなよ」と、総合転向を薦められたことがあるという大澤。「KID選手には色々と関節技を教えてもらったことがあります。早くKID選手が活躍しているようなレベルにいきたいですね」と目を輝かせていた。
一方のマキシモは、ベネズエラから日本へレスリング留学。2006年、2007年のレスリング世界選手権では、2回ともベネズエラ代表として出場した過去を持つ。現在は吉田道場で練習漬けの毎日を送っており、4年後のロンドン五輪出場を目指しながら総合格闘技にもチャレンジする。
マキシモは「ずっとレスリングをやってきて戦いが好きでした。戦極のリングで戦うために強くなって、有名になりたい」と野望を語っている。
ワールドビクトリーロード
「戦極〜第四陣〜」
2008年8月24日(日)さいたまスーパーアリーナ
開場14:30 開始16:00
<追加決定カード>
▼ミドル級 5分3R
瀧本 誠(吉田道場/シドニー五輪柔道81Kg級金メダリスト)
VS
フランク・トリッグ(アメリカ/RAW Team)
<決定対戦カード>
▼ヘビー級 5分3R
ピーター・グラハム(オーストラリア/A・E FACTORY)
VS
モイス・リンボン(フランス/ヨーロッパ・トップチーム)
<出場予定選手>
五味隆典(日本/久我山ラスカルジム)
▼ライト級トーナメント出場予定選手
ドゥエイン・ラドウィック(アメリカ/ハイ・アルティチュード)
ホドリゴ・ダム(ブラジル/アライアンスBJJ)
北岡悟(日本/パンクラスism)
光岡映二(日本/和術慧舟會RJW)
横田一則(日本/GRABAKA)
<チケット料金>
VIP席(専用入場ゲート・特典付き)100,000円
RRS席30,000円
戦極シート(SS席・特典付き)17,000円
SS席17,000円 S席12,000円 A席7,000円
※全席指定・消費税込
<チケット販売所>
イープラス=http://eplus.jp/sengoku/
電子チケットぴあ=TEL:0570-02-9999(Pコード:812-235)、http://pia.jp/t/
ローソンチケット=TEL:0570-084-003(Lコード:37018)、http://l-tike.com/
CNプレイガイド=TEL:0570-08-9999、http://www.cnplayguide.com/
ドン・キホーテ=全国のドン・キホーテ店舗
<お問い合わせ>
ワールドビクトリーロード=TEL:03−3369−2211
ワールドビクトリーロード
「戦極〜第五陣〜」
2008年9月28日(日)東京・国立代々木競技場 第一体育館
開場開始未定
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