8月22日(日)東京・両国国技館で開催されるワールドビクトリーロード『SRC 14』に出場する全選手出席の記者会見が、大会前日となる21日(土)都内ホテルにて行われた。※会見では全選手の計量結果も発表された(下記)。
メインイベントでSRCミドル級チャンピオンシップを闘うチャンピオンのジョルジ・サンチアゴ(ブラジル/アメリカン・トップチーム)と、挑戦者の三崎和雄(フリー)はタイトルマッチ調印式を終え、次のようにコメント。
「明日に試合を控えてようやくここに座って、やっといい緊張感が湧いてきました。自分自身の精神状態がいいことを感じました。この精神状態のまま、明日は大和魂をもって出陣したいと思っています」(三崎)
「2回目の防衛戦に向かうことが出来て嬉しく思う。三崎選手と闘うのは2009年の試合以来なので楽しみだ。この試合へ向けていい練習を重ねてきた」(サンチアゴ)
2009年1月4日の初代王者決定戦から約1年7カ月、再戦へ向けて両者はどのように成長してきたのか。
「前回から比べればその分、練習を積んでいるので技術は向上しています。それよりも人間力じゃないですかね。いろんな経験を積んでここにいるので、精神面がスキルアップしていると思います」(三崎)
「もちろん約2年が経ち、レスリング、スタンド、柔術、技を多く磨いてきたのはもちろん、心肺能力など基礎的なこともトレーニングを積んできたので前回よりも能力アップしたところを見せられると思っている」(サンチアゴ)
会見後の囲み取材では「嵐の前の静けさですね。ここへ来てグッと緊張感が増しました。リングに上がった時にいろんなものが見えてきたり、爆発するんじゃないかと思っています。いいひらめきが生まれてくると思いますね」と三崎。
「フリーになって練習環境が整った状態で試合に向かえるのは今回が初めて。練習環境が変わって見えない部分が見えたり、人に支えられていることがエネルギーになる」と言葉通りの“人間力”で勝負しようという三崎。勝敗を分けるのは「技量は変わらない。勝ちたい気持ちが差をつける」と、最後は精神力の勝負になると語った。
一方のサンチアゴは「前回は5Rまで闘ってしまったが、今回はそこまでいきたいとは思わない」と、前回(5R3分26秒、チョークスリーパーでサンチアゴが勝利)よりも短い時間での決着を宣言。
「前回は5Rまでいってしまったので、もう1回三崎選手とやりたいと思った。今回はもっといい試合が出来るはずだ。前回は怪我があったけれど、今回は万全に準備が出来たので自分が思うような試合がしたいと思う」
さらに、何度防衛したいかとの質問には「SRCから“もう来るな”と言われるまで闘うよ。それまでいい試合を続けるつもりだ」と、絶対王者として君臨するという。
そして前回と今回の違いについて「三崎が強敵の1人であることは間違いない。しかし、前回は必要以上に難しい闘いにしてしまった気がする。あの時はトーナメントを闘って怪我をしていたり、彼の流儀で試合をしてしまったというのがあった。今回はそうならないように自分の流儀で自分の試合をしたいと思っている」と、前回のような最後までもつれこむ接戦にはならないと豪語した
ワールドビクトリーロード
「SRC 14」
2010年8月22日(日)東京・両国国技館
開場14:00 開始15:00
<全対戦カード>
▼メインイベント(第11試合) SRCミドル級チャンピオンシップ 5分5R
ジョルジ・サンチアゴ(ブラジル/アメリカン・トップチーム/王者)=83.6kg
VS
三崎和雄(フリー/挑戦者)=83.9kg
▼セミファイナル(第10試合) ライト級ワンマッチ 5分3R
郷野聡寛(フリー)=70.3kg
VS
ジャダンバ・ナラントンガラグ(モンゴル/チーム朝青龍)=70.1kg
▼第9試合 フェザー級ワンマッチ 5分3R
日沖 発(ALIVE/修斗世界ライト級王者)=65.7kg
VS
ジェフ・ローソン(イギリス/TEAM BULLDOG)=65.6kg
▼第8試合 ライト級ワンマッチ 5分3R
山田崇太郎(brave/SRC育成選手)=70.3kg
VS
レオ・サントス(ブラジル/ノヴァ・ウニオン)=70.3kg
▼第7試合 SRCウェルター級グランプリシリーズ2010一回戦 Bゾーン 5分3R
奥野“轟天”泰舗(CAVE)=76.8kg
VS
ニック・トンプソン(アメリカ/ミネソタ・マーシャアーツ・アカデミー)=77kg
▼第6試合 SRCウェルター級グランプリシリーズ2010一回戦 Bゾーン 5分3R
高木健太(PUREBRED川口REDIPS)=77.1kg
VS
Yasubei榎本(Enomoto Dojo)=77kg
▼第5試合 SRCウェルター級グランプリシリーズ2010 リザーブマッチ 5分3R
宮澤元樹(和術慧舟會東京本部)=77.1kg
VS
佐藤拓也(PUREBRED京都)=76.6kg
▼第4試合 SRCバンタム級ASIAトーナメント2010二回戦 5分2R
石渡伸太郎(GUTSMAN・修斗道場)=61.2kg
VS
イ・ギルウ(韓国/CMA KOREA/TEAM POSSE)=61.2kg
▼第3試合 SRCバンタム級ASIAトーナメント2010二回戦 5分2R
江泉卓哉(総合格闘技道場武門會)=57.4kg
VS
佐藤将光(坂口道場一族)=61kg
▼第2試合 SRCバンタム級ASIAトーナメント2010二回戦 5分2R
高橋 渉(Laughter7)=61.1kg
VS
曹 竜也(闘心)=61kg
▼第1試合 SRCバンタム級ASIAトーナメント2010二回戦 5分2R
西村広和(和術慧舟會A-3)=61kg
VS
ソ・ジェヒョン(韓国/CMA KOREA/TEAM POSSE)=61.6kg
<チケット料金>
VIP席70,000円(特典付) ロイヤル雷電シート50,000円(特典付・2名1マス)
マスRSS席40,000円 マスSS席20,000円
雷電シート(S席)9,000円(パンフレット付) S席5,000円
※全席指定・消費税込
<チケット発売場所>
イープラス
http://ep;us.jp/src/(PC&携帯)
全国ファミリーマート店頭
チケットぴあ
0570-02-9999(Pコード816-867)
http://pia.jp/t
チケットぴあ、サークルK・サンクス、ファミリーマート店頭
ローソンチケット
0570-08-9999(Lコード38908)
http://l-tike.com
全国ローソン店頭Loppi
CNプレイガイド
0570-08-9999
http://www.cnplayguide.com/
全国ampm、セブンイレブン、CNステーション店頭
ドン・キホーテ
※一部取り扱いのない店舗あり
※受付時間は店舗により異なる
<お問い合わせ>
ワールドビクトリーロード=TEL:03−5725−7311
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