10月4日(月)韓国にて、11月8日(月)東京・両国国技館で行われる『 K-1 WORLD MAX 2010 -70kg World Championship Tournament FINAL』の組み合わせ抽選会が行われた。
抽選会にはFINAL16を勝ち上がったマイク・ザンビディス、モハメド・カマル、ミハウ・グロガフスキー、ジョルジオ・ペトロシアン、ドラゴ、長島☆自演乙☆雄一郎、佐藤嘉洋が登場。抽選会を欠席したアルバート・クラウスの代役として、クラウスのトレーナーでもあるデニス氏が抽選会に参加し、全選手が開幕戦の試合を振り返り、抽選会を控えた心境を語った。
「この場に残ることができたことをうれしく思う。これからもK-1の歴史に残るような試合をしたい」(ザンビディス)
「この席に立てることがうれしい。トーナメントでも素晴らしい試合を見せることが出来たらと思っています」(カマル)
「FINAL8の一人に残ることが出来てうれしい。必ずいい試合を見せて、東京で優勝できるように頑張りたい」(グロガウフスキー)
「この席に立てたことをうれしく思う。決勝にまで勝ち進むことを望んでいます」(ペトロシアン)
「昨日の試合はタフな相手で大変だったけど、いい試合で勝つことが出来た。今日の抽選会を楽しみにしている」(ドラゴ)
「FINAL8に残れたことが光栄で、多くの方に感謝しています。そして全世界のアニメファンのみなさま、おはようございます。格闘家には2通りの格闘家がいて、それはコスプレをする格闘家としない格闘家。自分はその片方の選手として戦います。Ustreamを見ているファンのみなさま、頑張って世界を獲るので応援してください」(長島)
「愛を知る県、愛知県の佐藤です。昨年ドラゴに負けて、28年間で一番悔しい想いをしました。そして一から練習を積み直して、進化した自分を見せることが出来ていると思います。今年は5回目の挑戦で、優勝するしかないと思っています。最後のチャンスだと思って必ず優勝します」(佐藤)
抽選会はまず最初に試合がタイムが短かった順にナンバーボールを引き、そのボールにかかれた番号順にトーナメントの枠を選手が選ぶシステム。K-1ではお馴染みとなっている抽選方法だ。
ナンバーボールを引く順番はドラゴ、長島、佐藤、クラウス(デニス)、カマル、ペトロシアン、ザンビディス、グロガフスキー。ボールを引いた選手たちは壇上から所定の位置へと移動し、トーナメントの枠組みを決める本抽選が始まる。
(1)のボールを引いていたザンビディスはA(第1試合の赤コーナー)を選択、(2)のボールを引いていたクラウスは国際電話でデニストレーナーとやりとりをし、ザンビディスと同じブロックのC(第2試合の赤コーナー)を選ぶように指示する。
そして(3)のボールを引いた長島がザンビディスの隣=B(第1試合の青コーナー)を選び、これによりトーナメント第1試合としてザンビディスVS長島が決定! (4)のボールを引いたドラゴはまだ誰もいないブロック、E(第3試合の赤コーナー)へ。そして(5)のボールを引いたペトロシアンはD(第2試合の青コーナー)を選び、クラウスとの対戦を選択! これで昨年のFINAL8で対戦したクラウスとペトロシアンの再戦が決まる。
(6)のボールを引いたグロガフスキーはドラゴとの対戦ではなく、G(第4試合の赤コーナー)を選択。これにより(7)のボールを引いた選手が最後のカードを決めることになり、(7)のボールを引いていたのは佐藤! 佐藤にとっては因縁のドラゴとの再戦or新顔グロガフスキーとの対戦という選択になったが、佐藤はドラゴとの再戦ではなく、グロガフスキーとの対戦=H(第4試合の青コーナー)を選択。必然的に(8)のボールを引いていたカマルはF(第3試合の青コーナー)となり、ドラゴとの対戦となった。組み合わせ決定後、全8選手は以下のようにコメントしている。
「また再びこの席に立てたことを感謝している。長島との試合は興味深いので、試合が待ち遠しい」(ザンビディス)
「魔裟斗さんが作ったK-1MAXですが、続きはございません。僕は自分のMAXを作ります。そのためにコスプレをして、興味のない大衆をひきつけて、僕が輝きます。対戦相手のザンビディス選手は最高やと思います」(長島)
「FINAL8人に残れたことを栄誉に思う。トレーニングも順調で、ベストコンディションで戦いを続けたいと思っている(※国際電話を通じてコメント)」(クラウス)
「特別に戦いたい相手はいなかったけれど、今回は対戦相手を選べてうれしく思う。必ず勝利します」(ペトロシアン)
「カメルは優秀な選手なので、素晴らしい試合を繰り広げたい」(ドラゴ)
「自分に相手を選ぶ選択権はなかったが、ドラゴは戦いたい相手で、素晴らしい選手だと思う。ドラゴのファイティングスピリットは素晴らしい。期待してください」(カマル)
「素晴らしいカードになったと思う。佐藤選手と戦えることがうれしい。佐藤は日本人として強い選手で、簡単な試合にはならないだろう」(グロガフスキー)
「僕が今までトーナメントで優勝した時は全部第4試合でした。休憩時間は短いですが、運のいいブロックに入ったと思います。昨日はテレビの解説で全員の試合を見させてもらって、ベスト8に相応しいテクニカルな試合の連続でした。闘争心が注入されて戦うのが楽しみです。ただし確かに試合は素晴らしかったけど、僕は8人に選ばれたのは栄誉だとは思っていません。僕は優勝して初めて栄誉だと思っています。優勝します」(佐藤)
FEG
「 K-1 WORLD MAX 2010
-70kg World Championship Tournament FINAL」
2010年11月8日(月)東京・両国国技館
<決定対戦カード>
▼トーナメント準々決勝 第1試合 K-1ルール
マイク・ザンビディス(ギリシャ/Zambidis Club)
VS
長島☆自演乙☆雄一郎(魁塾/K-1 WORLD MAX2010日本代表決定トーナメント優勝)
▼トーナメント準々決勝 第2試合 K-1ルール
アルバート・クラウス(オランダ/チーム・スーパープロ/K-1 WORLD MAX2002世界王者)
VS
ジョルジオ・ペトロシアン (イタリア/サトリ・グラディエートリウム・ネメシス/K-1 WORLD MAX 2009世界王者)
▼トーナメント準々決勝 第3試合 K-1ルール
ドラゴ(アルメニア/チーム SHOW TIME)
VS
モハメド・カマル(モロッコ/ボスジム アムステルダム/K-1 WORLD MAX 2010 西ヨーロッパトーナメント優勝)
▼トーナメント準々決勝 第4試合 K-1ルール
ミハウ・グロガフスキー(ポーランド/TKKFシェドリツェ)
VS
佐藤嘉洋(名古屋JKファクトリー/K-1 WORLD MAX2008世界3位)
▼トーナメント準決勝 第1試合 K-1ルール
ザンビディス×長島の勝者
VS
クラウス×ペトロシアンの勝者
▼トーナメント準決勝 第2試合 K-1ルール
ドラゴ×カマルの勝者
VS
グロガフスキー×佐藤の勝者
▼トーナメント決勝 K-1ルール
準決勝 第1試合の勝者
VS
準決勝 第2試合の勝者
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