10月22日(金)都内にてFEGの記者会見が行われ、11月8日(月)東京・両国国技館で開催される『 K-1 WORLD MAX 2010 -70kg World Championship Tournament FINAL』の追加対戦カードが発表された。
会見に出席した谷川貞治FEG代表は「K-1としては2度目の両国大会(1度目は1993年12月19日のK-2GP)。メインは70kgのFINAL8でいい組み合わせになったと思います。長島選手、佐藤選手には頑張ってもらいたい。チケットも出足がよく2席種が完売です」と挨拶した。
ライト級(-63kg)のスーパーファイトとして日本トーナメント準優勝・久保優太(DC LAB)とK-1甲子園2008覇者HIROYA(TRY HARD)の初対決が決定。
久保は「僕は17歳からプロで頑張ってきて、テレビでHIROYA選手の活躍を見て悔しい気持ちがあったので、当日はその気持ちを爆発させる。凄く強い選手だと思うので、当日まで練習を頑張っていいパフォーマンスを見せたいと思います」、HIROYAは「今回の試合は僕の全てが試される試合だと思っています。久保選手に胸を借りて闘いたいと思います。(久保の方を見て)よろしくお願いします」とそれぞれコメントした。
これが2009年12月31日の野杁正明戦以来の試合となるHIROYAは、「前回のライト級トーナメントを見て焦りを感じました。63kgでやるのは今の身体だとビッタリです。今は66〜67kgあります。僕は大みそかに野杁選手に負けてから試合をしていません。歯がゆい気持ちで過ごしていました。今年高校を卒業してタイから帰国し、自分のジムを作って練習環境が変わって中身が全て変わったと思うので、その全てを見せたいと思います」とニューHIROYAを見せるとアピール。
「タイと違うのは、タイでは周りと一緒に激しい練習をしていたんですが、帰ってきてからはトレーナーと共に頭を使う練習をして、いろんな選手と試してみてどんな選手にも対応できるような練習をしています」という。
「しばらく試合をしていなくて久しぶりになりますが、MAXは魔裟斗さんが引退して(人気が)下がっていると思うけれど、自分の立場を確立して目立っていってMAXの人気を取り戻して格闘技の人気を盛り上げていきたい。そのためにも自分の立場を確立したい」と、HIROYAは意気込む。
一方の久保はHIROYAが15歳からK-1で活躍しているのを見て「凄く悔しかったし、羨ましいと思っていた」と告白。「(HIROYAとの)試合が決まったことは嬉しい気持ちと見返してやるという気持ちが半々。雑草魂じゃないけれど、下積みを積んできて一生懸命にプロでやってきたつもりなので、そういったものを見せ付けたいと思いました」と高いモチベーションのようだ。
また、「魔裟斗さんが引退してMAXは盛り上がらなくなってきたと思います。でも、今回は70kgのトーナメントがメインでしょうが、63kgでHIROYA選手と僕が闘って、トーナメントを喰うくらいのいい試合を見せたいと思います」と高らかに宣言した。
なお、当初出場を予定していたライト級初代日本チャンピオンの大和哲也は、「卜部功也選手に負けて(9月20日、Krushで判定負け)本人は練習していたんですが、おそらく試合の時からおかしかったと思いますが眼窩底骨折が発覚してお休みすることになりました」と谷川代表は説明。「当初は大和選手とHIROYA選手、久保選手と外国人にしようと思っていました」という。
「HIROYA選手はいきなり厳しい試合になった。63kgは誰が天下を取るか分からない。久保選手はサウスポーで蹴りが上手くてディフェンスも上手い。今までやったことがないタイプだと思う。HIROYA選手は軽いクラスを今まで引っ張ってきた男として、強い選手とやれと言いました。久保選手は下から積み上げてきた選手なので、HIROYA選手はちやほやされて甘やかされてきたと思われないように頑張って欲しい。一度どん底に叩きつけられるのもいいかと思う」と、HIROYAを千尋の谷に突き落とすとした。
FEG
「 K-1 WORLD MAX 2010
-70kg World Championship Tournament FINAL」
2010年11月8日(月)東京・両国国技館
開場16:30 開始18:00
<追加決定カード>
▼リザーブファイト 3分3R延長1R
日菜太(湘南格闘クラブ/Toshin Family)
VS
アンドレ・ジダ(ブラジル/ユニバーシダデ・ダ・ルタ)
▼スーパーファイト 3分3R延長1R 63kg契約
久保優太(DC LAB/K-1 WORLD MAX 2010 -63kg日本トーナメント準優勝)
VS
HIROYA(TRY HARD/K-1甲子園2008優勝)
▼スーパーファイト 3分3R延長1R 70kg契約
山本優弥(青春塾/K-1 WORLD MAX 2009第3位)
VS
池本誠知(総合格闘技スタジオSTYLE/第3代DEEPウェルター級王者)
<決定対戦カード>
▼トーナメント準々決勝 第1試合 K-1ルール
マイク・ザンビディス(ギリシャ/Zambidis Club)
VS
長島☆自演乙☆雄一郎(魁塾/K-1 WORLD MAX2010日本代表決定トーナメント優勝)
▼トーナメント準々決勝 第2試合 K-1ルール
アルバート・クラウス(オランダ/チーム・スーパープロ/K-1 WORLD MAX2002世界王者)
VS
ジョルジオ・ペトロシアン (イタリア/サトリ・グラディエートリウム・ネメシス/K-1 WORLD MAX 2009世界王者)
▼トーナメント準々決勝 第3試合 K-1ルール
ドラゴ(アルメニア/チーム SHOW TIME)
VS
モハメド・カマル(モロッコ/ボスジム アムステルダム/K-1 WORLD MAX 2010 西ヨーロッパトーナメント優勝)
▼トーナメント準々決勝 第4試合 K-1ルール
ミハウ・グロガフスキー(ポーランド/TKKFシェドリツェ)
VS
佐藤嘉洋(名古屋JKファクトリー/K-1 WORLD MAX2008世界3位)
▼トーナメント準決勝 第1試合 K-1ルール
ザンビディス×長島の勝者
VS
クラウス×ペトロシアンの勝者
▼トーナメント準決勝 第2試合 K-1ルール
ドラゴ×カマルの勝者
VS
グロガフスキー×佐藤の勝者
▼トーナメント決勝 K-1ルール
準決勝 第1試合の勝者
VS
準決勝 第2試合の勝者
<チケット料金>
S席10,000円 A席8,000円 B席6,000円
※SRS席、RS席は完売。
<チケット販売所>
K-1オフィシャルサイト=http://www.k-1.co.jp
i-mode K-1オフィシャルサイト
Yahoo!ケータイK-1オフィシャルサイト
EZ web K-1オフィシャルサイト
チケットぴあ=TEL:0570-02-9999(Pコード594-720)
ローソンチケット=TEL:0570-084-003(Lコード30000)
CNプレイガイド=TEL:0570-08-9999
キョードー東京=TEL:0570-064-708
イープラス=http://eplus.jp
<チケットに関するお問い合わせ>
キョードー東京=TEL:0570-064-708
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