前WBA世界スーパー・フライ級王者、名城信男(六島)が来年2月5日(土)大阪府立体育会館第1競技場でWBC同級チャンピオンのトーマス・ロハス(メキシコ)にアタックする。11月17日(水)大阪市内で発表会見が行われた。
名城(29歳)は今年5月にウーゴ・カサレスとのリマッチで判定負けし、2度目のWBA王座から陥落。カサレスへのリベンジを期していたが、カサレスは久高寛之(仲里ATSUMI)相手に防衛戦を行うことが決まり、意外にもWBC王者ロハス挑戦が決まった。名城は10月にインドネシアのキーを3回KOで圧倒し再起戦に勝利している。戦績は14勝(9KO)2敗1分。
一方のロハス(30歳)は去る9月に日本に登場し、河野公平(ワタナベ)との王座決定戦に大差判定勝ち。暫定時代を含め2度目のWBC王座に就いている。サウスポーのスピード豊かなタイプで、河野戦ではほぼフルマークのデキで試合を進めたが、最終12回にダウンを食らい、あわや大逆転KO負けのピンチにもあった。名城戦が初防衛戦になる。
名城3度目の王座奪取なるかーーグリーンのベルト獲得には、日本人7人目のA&C両団体制覇もかかる。
|