11月1日(土)さいたまスーパーアリーナで開催されるワールドビクトリーロード(以下、WVR)『戦極〜第六陣〜』の公開計量&前日記者会見が、10月31日(金)都内ホテルにて行われた。計量は全員が一発でパスしている。
特に気合い満点だったのは、ライト級GPに出場する北岡悟(パンクラスism)だ。尋常ではない気合いの入りっぷりで、計量を終えての記念撮影でもカメラを睨みつけての鋭い表情。対戦する光岡映二(和術慧舟會RJW)が「握手をした時に、異常に手が痛かったです。そんなに強く握らなくてもいいのに、なんでこんなに痛くするんだろうと思いました」と愚痴るほど、強烈な握手をしたらしい。
“異変”は各選手が明日に控えた試合への意気込みを語っている時に起きた。常に自信満々にコメントする北岡が、コメント中に突然泣き出したのだ。
「パンクラスの北岡です。戦極が大好きです。パンクラスが大好きです。総合格闘技が大好きです。お世話になった人たちに、自分には格闘技の試合でしか恩返しができないので…」と言ったところで、突然、声を詰まらせて涙ぐみ、あとは「よろしくお願いします」と言うのが精一杯だった。
その後も唇をかみ締め、目にいっぱいの涙を溜めてしゃくりあげる北岡。
会見後、その理由を聞くと…「感極まりました。悲しいことがあったわけではなく、むしろ嬉しいことがいっぱいあって…感謝の気持ちでいっぱいですよ。自分は本当に、恩返しを試合することでしか出来ませんから」と、お世話になった人たちのことを思い、感極まったと説明。
「今回は気持ちの入り方が違うから」と、ライト級GP優勝に賭ける気持ちが異常なまでに高ぶっているようだった。
ワールドビクトリーロード
「戦極〜第六陣〜」
2008年11月1日(土)さいたまスーパーアリーナ
開場14:00 開始16:00
<全対戦カード>
▼メインイベント(第11試合) 戦極ライト級グランプリシリーズ2008ファイナル 5分3R
北岡×光岡の勝者
VS
横田×廣田の勝者
▼セミファイナル(第10試合) 戦極ミドル級グランプリシリーズ2008ファイナル 5分3R
中村×佐々木の勝者
VS
サンチアゴ×バハトゥルザダの勝者
▼第9試合 ライト級ワンマッチ 5分3R
五味隆典(久我山ラスカル/PRIDE初代ライト級王者)
VS
セルゲイ・ゴリアエフ(ロシア/MMA BUSHIDO)
▼第8試合 ライトヘビー級ワンマッチ 5分3R
キング・モー(アメリカ/チーム・クエスト)
VS
ファビオ・シウバ(ブラジル/シュート・ボクセ・アカデミー)
▼第7試合 ライトヘビー級ワンマッチ 5分3R
アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ(ブラジル/チーム・ノゲイラ)
VS
モイス・リンボン(フランス/ヨーロッパ・トップチーム)
▼第6試合 戦極ライト級グランプリシリーズ2008リザーブマッチ 5分3R
ホルへ・マスヴィダル(キューバ/アメリカ/アメリカン・トップチーム)
VS
ハン・スーファン(韓国/CMA KOREA/第4代DEEPライト級王者)
▼第5試合 戦極ミドル級グランプリシリーズ2008リザーブマッチ 5分3R
竹内 出(SKアブソリュート/第7代ミドル級キング・オブ・パンクラシスト)
VS
ジョー・ドークセン(カナダ/チーム・エクストリーム)
▼第4試合 戦極ライト級グランプリシリーズ2008セミファイナル 5分3R
北岡 悟(パンクラスism)
VS
光岡映二(和術慧舟會RJW)
▼第3試合 戦極ライト級グランプリシリーズ2008セミファイナル 5分3R
横田一則(GRABAKA/第3代DEEPライト級王者)
VS
廣田瑞人(GUTSMAN修斗道場/第2代ケージフォースライト級王者)
▼第2試合 戦極ミドル級グランプリシリーズ2008セミファイナル 5分3R
中村和裕(吉田道場)
VS
佐々木有生(GRABAKA)
▼第1試合 戦極ミドル級グランプリシリーズ2008セミファイナル
ジョルジ・サンチアゴ(ブラジル/アメリカン・トップチーム)
VS
シアー・バハトゥルザダ(アフガニスタン/ゴールデングローリー)
<チケット料金>
VIP席(専用入場ゲート・特典付き)100,000円
RRS席30,000円
戦極シート(SS席)17,000円 ※特典付
S席12,000円 A席7,000円
※全席指定・消費税込
<お問い合わせ>
ワールドビクトリーロード=TEL:03−3369−2211
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