10月23日(金)東京・大久保にあるDEEPオフィシャルジムIMPACTにて、コスプレ戦士・長島☆自演乙☆雄一郎(魁塾)が公開練習を行った。長島は10月26日(月)横浜アリーナで開催されるFEG『K-1
WORLD MAX 2009 World Championship Tournament FINAL』スーパーファイトで中国のシュー・イェン(北京盛華国際武術クラブ)と対戦する。
この日の長島はニコニコ動画で人気の「東方Project」チルノのコスプレ(※まんだらけ提供)で登場。試合前の公開練習なのだが、長島は発声練習を行って小説を朗読しただけで練習を終了。
格闘技的な練習は一切行うことなく、わずか1分足らずで公開練習(?)を終えた。しかしこれはもちろんネタで長島はキックトランクスに着替えると、2分1Rのシャドーボクシングとサンドバック打ちを披露し、キレのある動きを見せて調子の良さをうかがわせた。 今回は4月のアルバート・クラウス戦以来、約半年ぶりの試合となる長島。再起戦の相手となるイェンは散打を格闘技のバックボーンに持ち、身長184cmという70kgではかなり長身の選手。
尾崎圭司を下している実績があるものの、それ以外はほとんどデータがない相手だ。しかし長島は「(イェンは)中国人で散打をやっていて身長が高い。一応ビデオは見たんですけど、勝たなあかん相手だと思います」と一蹴。 対戦カード発表会見では「対戦相手が地球上の人口の約5分の1を占める中国人なので、いい勝ち方をすれば、地球の5分の1はアニメ布教ができる。中国は1人っ子政策を推し進めていますが、僕はアニメっ子政策をコンセプトに頑張ろうと思います」とアニメ布教の野望を語っていた長島だったが、この日は「中国に対しては怒りがありますね。海賊版や違法コピーは許せない! 僕はそれに対しては遺憾です!」と中国の海賊版問題に怒り心頭! 「次の試合で相手を倒して、ストップ、海賊版をアピールします」とアニヲタ魂を爆発させた。 アニメ布教を熱弁する長島だったが、格闘技的にも大きな変化があった。クラウス戦の敗戦を経て、自ら魔裟斗の所属するシルバーウルフでの出稽古を志願。
8月から約2カ月間、東京に練習の拠点をおいてシルバーウルフで猛特訓を行った。もちろんシルバーウルフでは魔裟斗をはじめ白須康仁ら、日本のトップファイターたちと拳を交え、長島はそのスパーリングの成果をこう語る。 「シルバーウルフの練習で自信になったのはスパーリングですね。僕が大阪で練習している場所はキックでは過疎地というか、スパーリングパートナーがほとんどいないジムなんです。だからスパーリングと言ってもフライ級(約52kg)の選手と軽くマススパーリングするくらい。それがシルバーウルフでは魔裟斗さんや白須さんといった選手とスパーリングさせてもらって、すごく自信になりました」 魔裟斗とは週1回で3Rのスパーリングをこなしたという長島は「僕個人としては魔裟斗さんの背中を見て、色々と教えていただきました。(魔裟斗と自分の一番の違い?)集中力…ですかね。というか僕とは違いがいっぱいありすぎます。
僕と魔裟斗さんでは今まで積み重ねてきたものが違うと思うし、それは技術やフィジカル、全てです。僕が負けないというのは気持ちだけですかね。魔裟斗さんからは自分で限界を作らないこと『もっともっと追い込めるやろ』ということを学びました」と魔裟斗の姿勢から多くのことを吸収した。 技術的に魔裟斗から直接アドバイスはなかったものの「選手は練習でしか見せない技術が多々あると思うんですけど、それを盗もうとしたし、色々と盗ませてもらいました。僕にとっては新鮮なものばかりです」と発見があり「攻撃のバリエーションも増えて、自演砲を越える自演砲=超自演砲を開発しました。『あっ、そこから来る?』みたいなパンチで、客観的に見ないと分からないパンチですね」と新必殺技“超自演砲”も開発。 「実戦では分からないですけど、スパーリングでは出せています。だから完成度は7割くらいですかね。ただ見ているだけでは分からないと思いますよ(笑)。
きっと僕にしか分からない技なので、超自演砲で勝ったら試合後に『あれが超自演砲です』と解説します。超自演砲を喰らった相手? ぷぎゃー!となります」と自信をのぞかせた。 終始、明るい表情でコメントを続けてきた長島だったが、クラウス戦で初のKO負けを喫したことは大きく「自分は後がない、切羽詰っていると思っています。シルバーウルフで練習をしようと思ったのも『このままじゃ終われんやろ』という気持ちから。ヒーローはどん底に落ちて、そこから這い上がる姿がカッコいいんですよ。 何か僕の周りはあの試合で僕が(格闘技を)辞めると思っていた人も多かったみたいですが、僕はあんなんじゃ潰れませんよ」と格闘家としての本音を告白。「クラウスには絶対に借りを返したい。負けたままじゃ終われないですよ。もしクラウスが引退するとなったら、引退試合の相手には絶対に僕が立候補します」とクラウスへの復讐心も熱く語っている。 「クラウス戦と今の僕? 別人です。試合を見てください」という長島。リング上でその言葉を実証することが出来るか?
FEG 「K-1 WORLD MAX 2009 World
Championship Tournament FINAL」 2009年10月26日(月)神奈川・横浜アリーナ 開場16:30 開始18:00 <決定対戦カード> ▼世界トーナメント準決勝 3分3R延長1R
山本優弥(青春塾/2009年日本準優勝) VS ジョルジオ・ペトロシアン(イタリア/サトリ・グラディエートリウム・ネメシス) ▼世界トーナメント準決勝 3分3R延長1R
アンディ・サワー(オランダ/シュートボクシングオランダ/2005&2007年世界王者) VS ブアカーオ・ポー.プラムック(タイ/ポー.プラムックジム/2004&2006年世界王者) ▼世界トーナメント決勝戦 3分3R延長2R
山本×ペトロシアンの勝者 VS サワー×ブアカーオの勝者 ▼世界トーナメント リザーブファイト 3分3R延長1R
佐藤嘉洋(フルキャスト/名古屋JKファクトリー/2006&2007年日本優勝) VS 城戸康裕(谷山/2008年日本優勝) ▼スーパーファイト 武田幸三引退試合 K-1ルール 3分3R延長1R
武田幸三(治政館/元ラジャダムナンスタジアム認定ウェルター級王者) VS アルバート・クラウス(オランダ/チーム・スーパープロ) ▼スーパーファイト K-1ルール 3分3R延長1R
小比類巻太信(BRAVI RAGAZZI) VS ドラゴ(アルメニア/チームSHOW TIME) ▼スーパーファイト K-1ルール 3分3R延長1R
日菜太(湘南格闘クラブ/Toshin Family) VS マイク・ザンビディス(ギリシャ/Zambidis Club) ▼スーパーファイト K-1ルール 3分3R延長1R
長島☆自演乙☆雄一郎(魁塾) VS シュー・イェン(北京盛華国際武術クラブ) ▼スーパーファイト K-1ルール 62kg契約 3分3R延長1R
渡辺一久(フリー) VS チョン・ジェヒ(韓国/Busan Taesan)
▼スーパーファイト K-1ルール 3分3R延長1R
アルトゥール・キシェンコ(ウクライナ/キャプテン オデッサ/2008年世界準優勝) VS トゥファン“ストーム”サラフズン(イラン/ペルシアンZ) ▼K-1甲子園62kg級FINAL8 K-1甲子園ルール 3分3R
HIROYA(主催者推薦/2008年優勝/セントジョーンズインターナショナルハイスクール/2年) VS 日下部竜也(主催者推薦/2008年第3位/愛知県立豊田高校/2年) ▼K-1甲子園62kg級FINAL8 K-1甲子園ルール 3分3R
藤鬥嘩裟(関東地区Aブロック優勝/元J-NETWORKフライ級王者/勇志国際高等学校/2年) VS 石田勝希(主催者推薦/2009年全日本新空手道選手権大会軽中量級優勝/初芝立命高等学校/2年) ▼K-1甲子園62kg級FINAL8 K-1甲子園ルール 3分3R
嶋田翔太(主催者推薦/昨年第3位/私立西武台高校/3年) VS 秋元晧貴(中部地区優勝/愛知県立三好高等学校/2年) ▼K-1甲子園62kg級FINAL8 K-1甲子園ルール 3分3R
宮元啓介(関東地区Bブロック優勝/東野高等学校/2年) VS 野杁正明(主催者推薦/至学館高等学校/1年)
<チケット料金> SRS席 25,000円/SS席 15,000円/S席 10,000円/A席 6,000円
<チケット発売場所> チケットぴあ=TEL:0570−02−9999 ローソンチケット=TEL:0570−084−003(Lコード:32260)
CNプレイガイド=TEL:0570−08−9999 キョードー東京=TEL:03−3498−9999 イープラス=http://eplus.jp
※0570から始まる番号は一部の携帯電話、PHS、CATVからの電話接続は不可 <お問い合わせ>
チケットに関するお問い合わせ キョードー東京 03−3498−9999 大会に関するお問い合わせ FEG 03−3796−5060
●K-1 WORLD MAX2009年間日程
10月26日(月)神奈川・横浜アリーナ FINAL |