10月22日（金）都内にてFEGの記者会見が行われ、11月8日（月）東京・両国国技館で開催される『 K-1 WORLD MAX 2010 　-70kg World Championship Tournament FINAL』の追加対戦カードが発表された。

　トーナメント・リザーブファイトとして日菜太（湘南格闘クラブ）VSアンドレ・ジダ（ブラジル）、スーパーファイトとして山本優弥（青春塾）VS池本誠知（総合格闘技スタジオSTYLE）が決定。

　会見に到着が遅れて終了直前にやってきた日菜太は「忙しかったので遅れてしまいましたが、気合いはバッチリで試合間隔が短くてコンディション的にはいいので、いい試合が見せられると自信を持って言えます」と挨拶。対戦が決まったジダの印象は「ブアカーオとの試合しか見ていませんが、一発があるパンチの選手。パンチを蹴りで止めてボディへの蹴りで倒してやろうと思っています。いろいろ練習しているので、ボディへの蹴りで倒せる試合が出来る。それを見せたい。パンチもキレがあって調子がいい」とKO宣言。

　7月31日にはアルトゥール・キシェンコを三日月蹴りでKOする大番狂わせを演じたものの、9月18日にはアンディ・サワーとシュートボクシングルールで対戦し、スタンディングチョークスリーパーでKO負け。その経験は「強敵と連戦できたので自信になっているし、今こうやって喋っていても自信が出てきたのでどこのリングでも関係なくやれると思います」とプラスになっているという。

　サワー戦については「あの試合は納得いかなかったけれど、ルールはルールなので。負けてしまったのでしっかり消化できています。次に向かって練習をしていたので、サワー選手にはK-1ルールでリベンジしたい……と今は言える立場ではないので今回の試合に勝って言いたいです」と、サワーへのリベンジも誓った。

　今回、日菜太がリザーブファイトに選ばれたのは「日本トーナメントで山本優弥選手に勝ってベスト4になったこと、キシェンコに勝った実績を考慮して」（谷川代表）のこと。対戦相手にはキシェンコも考えていたが、「開幕戦の内容がよくなかったので」ジダが抜擢された。

　山本VS池本という異色のカードを組んだことについて谷川代表は「池本選手は打撃のセンスが素晴らしい選手。満を持してのMAX初参戦です。DJ.taikiに続いてMMA（総合格闘技）の選手がどこまでやれるのか楽しみにして欲しい。佐伯さん（DEEP代表）からの刺客第二弾です。池本選手は今回の試合がよかったら来年の日本トーナメントにも出てもらいたい」と説明した。

　池本は「K-1の舞台は初ですが、1年前に谷川さんから名前を出してもらってから、この日に備えて準備をしていました。沖縄、タイで練習して準備は万端。DREAMとMMAを背負ってその強さをK-1に出したいと思います」と挨拶。「新しい技を開発したり、MMAの選手がK-1で出来ることと出来ないことを考えています。まだDREAMで出していない“ホワイトキャット”という技を練習して試合で使えるようにします」と、ダブルパンチやエアハンマーといったオリジナル技をK-1のリングで爆発させたいと抱負を語った。

　迎え撃つ山本は「K-1らしくて凄くいいカード。DREAMの選手がK-1の選手を倒すのを何回も見ていますが、池本選手がK-1のリングに上がることに敬意を表してK-1ファイターとして倒しに行きたいと思います」と迎撃宣言。

　池本がオリジナル技を使うと予告したことについては、「僕は避けるのがヘタクソなので、受けてもそれ以上の技を返すような練習をしたいと思います。今は世の中が便利になってブログというこの人が何をしているのか分かるヤツがあるので、池本選手のも読ませてもらっています。相手をナメることにメリットは何もないし、僕はポカも多くて勝ったり負けたりの選手なので、一生懸命にやって倒せるように頑張ります。池本選手も僕のブログを見てください」と、コメントした。

　なお、他にオープニングファイト2試合とスーパーファイト1試合が来週早々にも追加発表される予定。谷川代表は「スーパーファイトはスペシャルな試合を考えている」と語った。

FEG
「 K-1 WORLD MAX 2010
-70kg World Championship Tournament FINAL」
2010年11月8日（月）東京・両国国技館
開場16：30　開始18：00

＜追加決定カード＞

▼リザーブファイト　3分3R延長1R
日菜太（湘南格闘クラブ/Toshin Family）
VS
アンドレ・ジダ（ブラジル/ユニバーシダデ・ダ・ルタ）

▼スーパーファイト　3分3R延長1R　63kg契約
久保優太（DC LAB/K-1 WORLD MAX 2010 -63kg日本トーナメント準優勝)
VS
HIROYA（TRY HARD/K-1甲子園2008優勝）

▼スーパーファイト　3分3R延長1R　70kg契約
山本優弥（青春塾/K-1 WORLD MAX 2009第3位）
VS
池本誠知（総合格闘技スタジオSTYLE/第3代DEEPウェルター級王者）

＜決定対戦カード＞

▼トーナメント準々決勝　第1試合　K-1ルール
マイク・ザンビディス（ギリシャ/Zambidis Club）　　
VS
長島☆自演乙☆雄一郎（魁塾/K-1 WORLD MAX2010日本代表決定トーナメント優勝）

▼トーナメント準々決勝　第2試合　K-1ルール
アルバート・クラウス（オランダ/チーム・スーパープロ/K-1 WORLD MAX2002世界王者）
VS
ジョルジオ・ペトロシアン （イタリア/サトリ・グラディエートリウム・ネメシス/K-1 WORLD MAX 2009世界王者）

▼トーナメント準々決勝　第3試合　K-1ルール
ドラゴ（アルメニア/チーム　SHOW TIME）
VS
モハメド・カマル（モロッコ/ボスジム アムステルダム/K-1 WORLD MAX 2010 西ヨーロッパトーナメント優勝）

▼トーナメント準々決勝　第4試合　K-1ルール
ミハウ・グロガフスキー（ポーランド/TKKFシェドリツェ）　
VS
佐藤嘉洋（名古屋JKファクトリー/K-1 WORLD MAX2008世界3位）

▼トーナメント準決勝　第1試合　K-1ルール
ザンビディス×長島の勝者
VS
クラウス×ペトロシアンの勝者

▼トーナメント準決勝　第2試合　K-1ルール
ドラゴ×カマルの勝者
VS
グロガフスキー×佐藤の勝者

▼トーナメント決勝　K-1ルール
準決勝　第1試合の勝者
VS
準決勝　第2試合の勝者

＜チケット料金＞
S席10,000円　A席8,000円　B席6,000円
※SRS席、RS席は完売。

＜チケット販売所＞
K-1オフィシャルサイト＝http://www.k-1.co.jp
i-mode K-1オフィシャルサイト
Yahoo！ケータイK-1オフィシャルサイト
EZ web K-1オフィシャルサイト
チケットぴあ＝TEL：0570-02-9999（Pコード594-720）
ローソンチケット＝TEL：0570-084-003（Lコード30000）
CNプレイガイド＝TEL：0570-08-9999
キョードー東京＝TEL：0570-064-708
イープラス＝http://eplus.jp

＜チケットに関するお問い合わせ＞
キョードー東京＝TEL：0570-064-708