▲プロデビュー戦を前に激しいスパーリングを公開した京太郎(右)
大みそかにプロボクサーとしてデビューする元K-1王者・藤本京太郎(角海老宝石/旧リングネームは京太郎)が、20日(火)東京・大塚の角海老宝石ジムにて、囲み取材と公開スパーリングを行った。
来週土曜日にデビュー戦を控える京太郎。ボクシングの練習を始め、ロードワークを増やしたことで体重は約100kgまで落ちて「イメージ的には生まれてきて一番体が感じる。このくらいが動きやすい」という。
デビュー戦に向けて重量級の選手たちとスパーリングを重ねて「多いときで1日6Rはやっているし、スパーリングの数はかなり多い方だと思います。少しずつボクシングを覚えてきて、格闘技をやってきて今が一番、楽しい」と話し、充実した練習が出来ているようだ。
対戦相手はオーストラリアのマイケル・オドネルに決まったが「昨日、インターネットのニュースで初めて顔を見ました。映像は今日の練習が終わってから見ます。先生(田中栄民トレーナー)が映像は見てくれるので大丈夫だと思います」と、オドネルのことは特に気にしていない様子の京太郎。
「K-1ですごい外国人選手と戦った時よりも怖いです」とデビュー戦への不安を口にしながらも「僕の目標は3つあって、東洋太平洋のタイトルを獲ること、世界ランカーになること、世界タイトルマッチをやることです。まずはこの3つを必ず実現させたい」とプロボクサーとしての夢を打ち明けた。
囲み取材後、京太郎は東洋太平洋スーパーミドル級王者・清田祐三(フラッシュ赤羽ジム)と3分6Rのスパーリングを公開。実戦さながらの熱のこもったスパーリングを見せ、「清田選手のように素晴らしい選手とスパーリングが出来て本当に良かったです。試合のイメージが掴めました。今日もスパーリングもそうだったんですが、やってきたことを色々と試しながら試合でも戦いたい」とスパーリングで掴んだ手応えを語っていた。
西日本ボクシング協会
「THEHEAT」
2011年12月31日(土)大阪府立体育会館
開始15:30
<決定対戦カード>
▼ヘビー級 3分6R
藤本京太郎(角海老宝石)
vs
マイケル・オドネル(オーストラリア)
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