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7月7日（火）都内ホテルで記者会見が行われ、2004年アテネオリンピック柔道90kg級で銀メダルを獲得した泉浩の総合格闘技転向、『戦極』への参戦が発表された。会見ではワールドビクトリーロード國保尊弘取締役と泉本人が挨拶し、その後、戦極広報から泉に代表質問が行われた。
ーーいつ頃から総合格闘家を目指していたのですか？
「去年の北京オリンピックが終わってから、色々と噂されていましたけれど、私自身は今年4月の全日本選手権を終えてから、総合格闘技の世界を目指してみたいなと思うようになりました」
 ーー戦極という大会に参戦を決めた理由を教えてください。
「ずっとテレビでPRIDEを拝見させてもらっていたんですが、柔道の諸先輩方が活躍されているのが戦極というのがありましたし、また戦極の熱さや熱が自分に伝わってきたので、戦極という舞台を選ばさせていただきました」
ーーこの決断をするにあたり、相談した方はいらっしゃいますか？
「色々とお世話になった方々に相談させてもらいましたし、自分の両親にも相談しました。
アドバイスというものは賛否両論ある中で、親父が『やりたいことがあるなら反対はできないから』と言われました。とりあえず結果を残すという意味ではこれから頑張っていかなければいけないなと思いました」
ーーデビュー戦はいつ頃を考えていますか？
「まだ練習を始めて1カ月、間もないので、これから考えていきたいと思います。自分の中で一日一日を一生懸命、練習してますんで、1日でも早くデビュー戦に近づければいいかなと思っています」
ーー総合格闘技で対戦したい相手はいますか？
「今のところはないですけども、ファンに応えられるような相手を選んでいきたいですし、経験を踏まえて色んな意味で強くなった時、その時に世界で一番強いヤツと戦ってみたいと思います」
ーー今後の練習環境はどのように考えていますか？
「今は基礎をやっていますから、それを終えてから諸先輩方のところに出稽古という形で練習させてもらえたらうれしいなと思います」
ーー総合格闘家としての今後の目標を教えてください。
「目標はあくまで世界一です。その時に戦極が世界一の団体だと言われるように自分も盛り上げていきたいですし、石井（慧）とも話をしたんですが、石井と切磋琢磨してこの団体、日本の総合格闘技を盛り上げていきたいなと思います」
ここで代表質問は終了。ここからは会見に集まった報道陣との質疑応答となった。
 ーー現在はどこで練習をされているんですか。またプロデビューにあたり、どこの所属で試合をすることになるのでしょうか。
「今は道場を借りて、自分の先生である安生洋二先生に教わっている感じです。所属に関してはこれから色々な方々と決めていきたいなと思っています」
ーー総合格闘技ではどの階級で闘って行きたいと考えていますか？
「考えているのはライトヘビー級です（※戦極ライトヘビー級は93kg以下）」
ーー理想としている総合格闘家、ファイトスタイルはありますか？
「PRIDEの時のヴァンダレイ・シウバのような打ち合うスタイルを心がけていきたいですし、ファンが喜ぶような試合をやっていきたいなと思います」
ーー柔道から総合格闘技に転向するにあたってきっかけになったものはありますか？
「もともとPRIDEがテレビで放送されている時から総合格闘技には興味を持っていて、当時からやってみたいなという気持ちが芽生えました。その気持ちが強くなってきて、という感じです」
★泉浩のプロ転向記者会見（1）はこちら
★泉浩のプロ転向記者会見（3）はこちら
ワールドビクトリーロード
「戦極〜第九陣〜」
2009年8月2日（日）さいたまスーパーアリーナ
開場14：00 開始16：00
＜追加対戦カード＞
▼戦極フェザー級グランプリ2009 リザーブマッチ 5分3R
ジョン・チャンソン（韓国/CMA KOREA/KTT）
VS
マット・ジャガース（アメリカ/Team Wolfpack）
＜全対戦カード＞ ▼戦極ライト級チャンピオンシップ 5分5R
北岡 悟（パンクラスism/戦極初代ライト級王者）
VS
廣田瑞人（GUTSMAN・修斗道場） ▼戦極フェザー級グランプリ2009 準決勝 5分3R
日沖 発（ALIVE/修斗世界ライト級3位・TKO世界フェザー級王者）
VS
金原正徳（パラエストラ八王子/チームZST） ▼戦極フェザー級グランプリ2009 準決勝 5分3R
小見川道大（吉田道場/日本国際柔道大会66kg級優勝）
VS
マルロン・サンドロ（ブラジル/ノヴァウニオン/第2代フェザー級キング・オブ・パンクラシスト） ▼戦極フェザー級グランプリ2009 決勝
日沖×金原の勝者
VS
小見川×サンドロの勝者
▼戦極フェザー級グランプリ2009 リザーブマッチ 5分3R
ジョン・チャンソン（韓国/CMA KOREA/KTT）
VS
マット・ジャガース（アメリカ/Team Wolfpack） ▼戦極ミドル級チャンピオンシップ挑戦者決定戦 5分3R
三崎和雄（GRABAKA）
VS
中村和裕（吉田道場）
▼戦極ヘビー級ワンマッチ 5分3R
藤田和之（藤田事務所）
VS
ブラゴイ・アレクサンドル・イワノフ（ブルガリア/SKアブソリュートブルガリア/韓国サンボ連盟） ▼戦極ヘビー級ワンマッチ 5分3R
中尾“KISS”芳広（TEAM
TACKLER）
VS
チェ・ムベ（韓国/チーム・タックル）
▼戦極ウェルター級ワンマッチ 5分3R
郷野聡寛（GRABAKA）
VS
ダン・ホーンバックル（アメリカ/McVicker's Martial Arts Academy）
▼戦極ライト級ワンマッチ 5分3R
光岡映二（フリー）
VS
クレイ・フレンチ（アメリカ/HIT
Squad） ＜チケット料金＞
VIP席100,000円（専用入場ゲート・特典付き）
RRS席30,000円 戦極シート（SS席）17,000円（特典付き）
SS席17,000円 S席12,000円 A席7,000円 ＜お問い合わせ＞
ワールドビクトリーロード＝TEL：03−5381−7108
●戦極2009年度スケジュール
8月2日（日）『戦極〜第九陣〜』（さいたまスーパーアリーナ）：フェザー級GP準決勝、決勝
9月23日（水・祝）『戦極〜第十陣〜』（さいたまコミュニティアリーナ）
11月7日（土）『戦極〜第十一陣〜』（両国国技館）
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