10月26日(月)横浜アリーナで開催されるFEG『K-1 WORLD MAX 2009 World Championship Tournament FINAL』の直前記者会見が、大会2日前となる24日(土)都内ホテルにて行われた。会見には日菜太(所用により欠席)を除く全出場選手が出席。
今回の試合で14年にわたる現役生活にピリオドを打つ“超合筋”武田幸三(治政館)は、「今回の試合がK-1のラストになります。こんな舞台を用意してもらってありがとうございます。自分のわがままでパンチがK-1トップクラスのクラウス選手を選ばせてもらいまして、快く受けてくれたクラウス選手にも感謝します。26日は最後の男のけじめをつけたいと思うので、見守って下さい」と挨拶。
武田の言葉を神妙な表情で聞いていたクラウスは、「武田選手の最後の試合の相手が出来ることを嬉しく思います。武田選手は日本人で最高のファイター、若い頃からスターでした。
武田選手が私と闘ってくれるのは、非常に私にとっても意味がある試合です。武田選手にとっても気持ちよく終われる試合になると思います」と挨拶し、息子が持ってきた花束を武田に贈呈する気遣いを見せた。
武田は「2カ月くらい練習をしてきて、これが最後なんだなと思ったが、それも最初の2〜3週間くらいで、あとは考えなかった。それほど追い込みました。他のいつもの試合と今の段階では変わらないです。
終わるまでは感傷に浸る暇はない。自分がいつも言っているように自分の身体はお客さんのものです。最後のゴングが鳴るまで感傷に浸っている自分はいません」と、これが最後の試合とは意識せず普段どおりにやると語った。
また会見後、武田はクラウスに花束を返したという。「今もらってしまうと自分はそういう感情が試合に出てしまうので。気持ちだけいただきますと言いました」と、試合に集中するとした。
FEG
「K-1 WORLD MAX 2009
World
Championship Tournament FINAL」
2009年10月26日(月)神奈川・横浜アリーナ
開場16:30 開始18:00
※K-1甲子園は17:20開始予定
<全対戦カード>
▼第10試合 世界トーナメント決勝戦 3分3R延長2R
山本×ペトロシアンの勝者
VS
サワー×ブアカーオの勝者
▼第9試合 スーパーファイト K-1ルール 3分3R延長1R
日菜太(湘南格闘クラブ/Toshin Family/前RISE70kg級王者)
VS
マイク・ザンビディス(ギリシャ/Zambidis Club/2000年WOKA世界王者)
▼第8試合 スーパーファイト K-1ルール 3分3R延長1R
アルトゥール・キシェンコ(ウクライナ/キャプテン オデッサ/2008年世界準優勝)
VS
トゥファン“ストーム”サラフズン(イラン/ペルシアンZ/75kg級ワールドマーシャルアーツ王者)
▼第7試合 スーパーファイト K-1ルール 3分3R延長1R
小比類巻太信(BRAVI RAGAZZI/2004&2005&2009年日本王者)
VS
ドラゴ(アルメニア/チームSHOW TIME/2006年世界3位)
▼第6試合 スーパーファイト 武田幸三引退試合 K-1ルール 3分3R延長1R
武田幸三(治政館/元ラジャダムナンスタジアム認定ウェルター級王者)
VS
アルバート・クラウス(オランダ/チーム・スーパープロ/2002年世界王者)
▼第5試合 スーパーファイト K-1ルール 62kg契約 3分3R延長1R
渡辺一久(フリー/元プロボクシング日本フェザー級王者)
VS
チョン・ジェヒ(韓国/Busan Taesan/韓国ムエタイジュニアライト級王者)
▼第4試合 世界トーナメント リザーブファイト 3分3R延長1R
佐藤嘉洋(フルキャスト/名古屋JKファクトリー/2006&2007年日本優勝)
VS
城戸康裕(谷山/2008年日本優勝)
▼第3試合 世界トーナメント準決勝 3分3R延長1R
アンディ・サワー(オランダ/シュートボクシングオランダ/2005&2007年世界王者)
VS
ブアカーオ・ポー.プラムック(タイ/ポー.プラムックジム/2004&2006年世界王者)
▼第2試合 世界トーナメント準決勝 3分3R延長1R
山本優弥(青春塾/2009年日本準優勝)
VS
ジョルジオ・ペトロシアン(イタリア/サトリ・グラディエートリウム・ネメシス/2009年WKNインターコンチネンタルオリエンタルルール王者)
▼第1試合 スーパーファイト K-1ルール 3分3R延長1R
長島☆自演乙☆雄一郎(魁塾/NJKFスーパーウェルター級王者)
VS
シュー・イェン(北京盛華国際武術クラブ/2005年中国山東省散打選手権70kg級王者)
▼オープニングファイト第4試合 K-1甲子園62kg級FINAL8 K-1甲子園ルール 3分3R
HIROYA(主催者推薦/2008年優勝/セントジョーンズインターナショナルハイスクール/2年)
VS
日下部竜也(主催者推薦/2008年第3位/愛知県立豊田高校/2年)
▼オープニングファイト第3試合 K-1甲子園62kg級FINAL8 K-1甲子園ルール 3分3R
藤鬥嘩裟(関東地区Aブロック優勝/元J-NETWORKフライ級王者/勇志国際高等学校/2年) VS 石田勝希(主催者推薦/2009年全日本新空手道選手権大会軽中量級優勝/初芝立命高等学校/2年)
▼オープニングファイト第2試合 K-1甲子園62kg級FINAL8 K-1甲子園ルール 3分3R
嶋田翔太(主催者推薦/昨年第3位/私立西武台高校/3年) VS 秋元晧貴(中部地区優勝/愛知県立三好高等学校/2年)
▼オープニングファイト第1試合 K-1甲子園62kg級FINAL8 K-1甲子園ルール 3分3R
宮元啓介(関東地区Bブロック優勝/東野高等学校/2年) VS 野杁正明(主催者推薦/至学館高等学校/1年)
<チケット料金> SRS席 25,000円/SS席 15,000円/S席 10,000円/A席 6,000円
※当日券は16:00より会場チケット売り場にて販売
<テレビ放映>
10月26日(月)21:00〜22:54 TBS系列にて放送
<お問い合わせ>
チケットに関するお問い合わせ
キョードー東京 03−3498−9999 大会に関するお問い合わせ
FEG 03−3796−5060
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