10月25日(月)東京・恵比寿のDC LAB.GYMにて、同ジム所属のK-1 WORLD MAX 2010 -63kg日本トーナメント準優勝・久保優太の公開練習が行われた。久保は11月8日(月)東京・両国国技館で開催される『 K-1 WORLD MAX 2010 -70kg World Championship Tournament FINAL』でHIROYA(TRY HARD)と対戦する。
シャドー、マススパー、ミット(パンチと蹴りを1Rずつ)、サンドバッグを各2Rずつ披露した久保は、キレのあるシャープな動きで「体重もバッチリ落ちていていい具合です。通常体重は69〜70kgくらいあって、今は66kgを切っていますね」と好調さをアピールした。
「HIROYA選手はK-1甲子園で活躍されていて、K-1での経験はHIROYA選手の方が上なので僕が挑戦させていただく気持ちです。一通りテクニックが出来上がっていて、トータルバランスが取れていて上手くていい選手ですね」と相変わらずの低姿勢なコメント。
しかし、「僕はプロで頑張ってきたので、そういう強さを見せたいと思っています。大和選手が欠場されて、僕にチャンスをいただけたのでありがたいです。僕は年齢のタイミングが合わなくて甲子園に出られなかったんですが、HIROYA選手はそこに出ていて活躍していた有名な選手。僕が1年半試合に出られない時にテレビで見ていて、羨ましいと思っていた」と、15歳でK-1デビューして“魔裟斗二世”と呼ばれる華々しい活躍をしてきたHIROYAに嫉妬心があったという。
「勝負はやってみなければ分かりませんが、当時からやれば勝てる自信はありました。今の方がもっと自信があります」と強さを証明するつもりだ。それでも「僕が代わって魔裟斗二世になる? そんなのは申し訳ないです。そんなレベルじゃない」とあくまでも謙虚な久保。
それでもKOを狙うかとの質問には「はい」と力強く答え、「HIROYA選手は前に出てくると思うので、自分も前へ出てKOを狙います。いや、倒して勝ちます。作戦はいろいろもらっているので、臨機応変に出来ればと思います。やるからには圧倒します」とKO勝ちを宣言。
HIROYAよりも何が優っているかとの質問には「年齢」と答えて記者たちを笑わせ、「ディフェンスは僕の方が優っている」と防御能力の高さに自信をうかがわせたが、「HIROYA選手は15歳からK-1で活躍されていて、僕はプロで頑張っていたので経験は五分五分だと思う」と謙虚な姿勢は崩さない。※戦績は久保が23勝(11KO)4敗1分、HIROYAが17勝(6KO)3敗
7月の試合以降はフィジカルのトレーニングに力を入れ、「一発を強くするトレーニングをずっとしています。力強く一発の重さが出てきて自信になりました」。
K-1ライト級トーナメントを経験して「精神面での成長が大きいです。あれから反省点を見つけて勉強が出来ました」と言い、その決勝戦で対戦した大和哲也が『Krush』で卜部功也に敗れたことについては、「自分が負けた選手が敗れてしまって、目標にしていたので残念です。自分が負けたような気持ちになりました。でも、3R倒れないでチャンピオンの意地、プライドが見えて逆に凄いなと思いました。リベンジしたい気持ちは変わらないです。いつか自分が強くなって挑戦させていただければと思います」という。
そして「僕は準優勝にさせてもらったので、トーナメントに出た他の7人のためにも負けられない。僕が負けたら何のためのトーナメントだったか分からない。そこは自覚を持っています。
今回63kgの試合は僕とHIROYA選手の試合だけなので、責任を感じて自覚を持っていい試合をしたいと思います。70kgに負けないくらい63kgをアピールしたい」と、強い責任感を口にした。
FEG
「 K-1 WORLD MAX 2010
-70kg World Championship Tournament FINAL」
2010年11月8日(月)東京・両国国技館
開場16:30 開始18:00
<決定対戦カード>
▼トーナメント準々決勝 第1試合 K-1ルール
マイク・ザンビディス(ギリシャ/Zambidis Club)
VS
長島☆自演乙☆雄一郎(魁塾/K-1 WORLD MAX2010日本代表決定トーナメント優勝)
▼トーナメント準々決勝 第2試合 K-1ルール
アルバート・クラウス(オランダ/チーム・スーパープロ/K-1 WORLD MAX2002世界王者)
VS
ジョルジオ・ペトロシアン (イタリア/サトリ・グラディエートリウム・ネメシス/K-1 WORLD MAX 2009世界王者)
▼トーナメント準々決勝 第3試合 K-1ルール
ドラゴ(アルメニア/チーム SHOW TIME)
VS
モハメド・カマル(モロッコ/ボスジム アムステルダム/K-1 WORLD MAX 2010 西ヨーロッパトーナメント優勝)
▼トーナメント準々決勝 第4試合 K-1ルール
ミハウ・グロガフスキー(ポーランド/TKKFシェドリツェ)
VS
佐藤嘉洋(名古屋JKファクトリー/K-1 WORLD MAX2008世界3位)
▼トーナメント準決勝 第1試合 K-1ルール
ザンビディス×長島の勝者
VS
クラウス×ペトロシアンの勝者
▼トーナメント準決勝 第2試合 K-1ルール
ドラゴ×カマルの勝者
VS
グロガフスキー×佐藤の勝者
▼トーナメント決勝 K-1ルール
準決勝 第1試合の勝者
VS
準決勝 第2試合の勝者
▼リザーブファイト 3分3R延長1R
日菜太(湘南格闘クラブ/Toshin Family)
VS
アンドレ・ジダ(ブラジル/ユニバーシダデ・ダ・ルタ)
▼スーパーファイト 3分3R延長1R 63kg契約
久保優太(DC LAB/K-1 WORLD MAX 2010 -63kg日本トーナメント準優勝)
VS
HIROYA(TRY HARD/K-1甲子園2008優勝)
▼スーパーファイト 3分3R延長1R 70kg契約
山本優弥(青春塾/K-1 WORLD MAX 2009第3位)
VS
池本誠知(総合格闘技スタジオSTYLE/第3代DEEPウェルター級王者)
<チケット料金>
S席10,000円 A席8,000円 B席6,000円
※SRS席、RS席は完売。
<チケット販売所>
K-1オフィシャルサイト=http://www.k-1.co.jp
i-mode K-1オフィシャルサイト
Yahoo!ケータイK-1オフィシャルサイト
EZ web K-1オフィシャルサイト
チケットぴあ=TEL:0570-02-9999(Pコード594-720)
ローソンチケット=TEL:0570-084-003(Lコード30000)
CNプレイガイド=TEL:0570-08-9999
キョードー東京=TEL:0570-064-708
イープラス=http://eplus.jp
<チケットに関するお問い合わせ>
キョードー東京=TEL:0570-064-708
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