7月23日(木)神奈川・海老名市の柏ヶ谷にあるFight Fit
Sports Club(ノヴァウニオン柔術アカデミー)にてマルロン・サンドロ(ブラジル/ノヴァウニオン)が公開練習を行った。サンドロは8月2日(日)さいたまスーパーアリーナで開催されるワールドビクトリーロード『戦極〜第九陣〜』の戦極フェザー級グランプリ2009準決勝で小見川道大(吉田道場)と対戦する。
約3週間前に来日したというサンドロ。早めに日本に来たのは、19日の修斗後楽園大会に出場したエドゥアルド・ダンタスやジュシー・フォルミーガ、20日のDREAMのビトー“シャオリン”ヒベイロのセコンドだけではなく、時差ボケ解消や自身の試合調整を含めてのもの。ノヴァのメンバーと最強チームを結成し、GPに備える覚悟だ。
「いい試合をしたいから早目に来日した。3人中まだ1人しか勝っていないが、そんな流れは私には関係ないこと。勝ち負けは勝負ごとに必ずあるものなので、自分が勝つことだけを考えている」(サンドロ)
公開練習では同門のレオ・サントスと2分1Rのスパーリングを行い、スタンド、グラウンドともに軽目の動きをみせ、調整がうまくいっていることをアピールした。
対戦する小見川については「強い相手と戦って勝っているし、強い選手だと思う。今まで自分のゲームに引き込んで勝っているよね。“前から対戦することになる”と思っていたら、やっぱりそうなった。小見川は柔道が強くテイクダウン力もいい」とグラウンド面を警戒するコメント。
「ノヴァウニオンというと柔術のイメージが強いけど、レスリング、打撃も全部できるチーム。技術の全て出す試合になるだろうね」と特に寝技にこだわることなく、今までやってきた全てをぶつける試合にしたいという。
3月のGP一回戦ではスタンディング式の肩固めで勝利するというテクニシャンぶりを発揮。5月の二回戦ではパンチによる秒殺KOと、サンドロはGPのメンバー内でも最も勢いのある選手といっても過言ではない。
「練習でも立った状態で肩固めをやることがあったけど、決めるまでには至らなかった。周りからも“試合では決まらない”と言われていたんだ。シャオリンは腕固めのイメージがあるように、ノヴァウニオンの選手はみんな色々な技を持っているんだ」とそれぞれが自信のある技を持っていることを明かした。
今回はGPということもあり、準決勝、決勝と一日二試合だが、「自分の力は神様の力によるもの。初めから早く決める練習をやってきたので、一本かKOを狙うよ」と短期決着を予告。
「試合前だから集中しているけど、パンクラスのベルトと合わせて2つあるともっと嬉しいね。ぜひ優勝したら得意なカポエラダンスとカメハメ波のポーズをリング上でも披露したいね」とGP制覇に自信を見せていた。
現在14戦無敗と今や勢いの止まらないサンドロ。この最強黒船襲来を止めることはできるのだろうか。
ワールドビクトリーロード
「戦極〜第九陣〜」 2009年8月2日(日)さいたまスーパーアリーナ 開場14:00 開始16:00 <全対戦カード>
▼メインイベント(第10試合)戦極ライト級チャンピオンシップ 5分5R 北岡 悟(パンクラスism/戦極初代ライト級王者)
VS 廣田瑞人(GUTSMAN・修斗道場) ▼セミファイナル(第9試合)戦極フェザー級グランプリ2009 決勝 5分3R
日沖×金原の勝者 VS 小見川×サンドロの勝者 ▼第8試合 戦極ミドル級チャンピオンシップ挑戦者決定戦 5分3R
三崎和雄(GRABAKA) VS 中村和裕(吉田道場) ▼第7試合 戦極ヘビー級ワンマッチ 5分3R
藤田和之(藤田事務所) VS ブラゴイ・アレクサンドル・イワノフ(ブルガリア/SKアブソリュートブルガリア/韓国サンボ連盟) ▼第6試合 戦極ウェルター級ワンマッチ 5分3R
郷野聡寛(GRABAKA) VS ダン・ホーンバックル(アメリカ/McVicker's Martial Arts Academy) ▼第5試合 戦極ライト級ワンマッチ 5分3R
光岡映二(フリー) VS クレイ・フレンチ(アメリカ/HIT Squad) ▼第4試合 戦極フェザー級グランプリ2009 リザーブマッチ 5分3R
ジョン・チャンソン(韓国/CMA KOREA/KTT) VS マット・ジャガース(アメリカ/Team Wolfpack) ▼第3試合 戦極フェザー級グランプリ2009 準決勝 5分3R
小見川道大(吉田道場/日本国際柔道大会66kg級優勝) VS マルロン・サンドロ(ブラジル/ノヴァウニオン/第2代フェザー級キング・オブ・パンクラシスト) ▼第2試合 戦極フェザー級グランプリ2009 準決勝 5分3R
日沖 発(ALIVE/修斗世界ライト級2位・TKO世界フェザー級王者) VS 金原正徳(パラエストラ八王子/チームZST) ▼第1試合 戦極ヘビー級ワンマッチ 5分3R
中尾“KISS”芳広(TEAM TACKLER) VS チェ・ムベ(韓国/チーム・タックル) ▼オープニングファイト第3試合 ドン・キホーテpresents戦極G!杯 ライト級決勝 5分2R
臼田育男(木口道場) VS 安藤晃司(和術慧舟會東京本部) ▼オープニングファイト第2試合 ドン・キホーテpresents戦極G!杯 フェザー級決勝 5分2R
原井 徹(毛利道場) VS 大澤茂樹(吉田道場/戦極育成選手) ▼オープニングファイト第1試合 ドン・キホーテpresents戦極G!杯 バンタム級決勝 5分2R
沼尻 健(木口道場) VS 小森亮介(吉田道場) <チケット料金>
VIP席100,000円(専用入場ゲート・特典付き) RRS席30,000円 戦極シート(SS席)17,000円(特典付き) SS席17,000円 S席12,000円 A席7,000円 <お問い合わせ>
ワールドビクトリーロード=TEL:03−5381−7108 ●戦極夏祭り
2009年8月2日(日)13:00〜 場所:さいたまスーパーアリーナ入り口付近会場内外 ●戦極2009年度スケジュール
8月2日(日)『戦極〜第九陣〜』(さいたまスーパーアリーナ):フェザー級GP準決勝、決勝 9月23日(水・祝)『戦極〜第十陣〜』(さいたまコミュニティアリーナ)
11月7日(土)『戦極〜第十一陣〜』(両国国技館)
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