12月6日(月)に開催される4大タイトルマッチの公開練習が11月30日(火)東京・協栄ジムで行われた。
関西から秋田屋まさえ(ワイルドビート)を迎え5度目の防衛戦に臨むWBC女子世界アトム級王者・小関桃(青木)は「相手は脚を使ったボクシングがうまいので、アウトボクサーにどう対処するかを練習してきた」とコメント。
WBA女子世界スーパー・フライ級王座に挑戦する藤本りえ(協栄)と2Rのスパーを公開し、サウスポースタイルのキビキビとした動きを披露した。
→小関−藤本のスパー
小関とのスパーでは左ジャブを主体にした動きを見せた藤本は「減量もうまくいっていて順調」と言う。試合に向けたスパーリングはこれまでよりも多めの60Rをこなした。
藤本の挑戦を受けて立つチャンピオン、天海ツナミ(山木)は「(藤本は)ストレートに伸びがある。それは気をつけたい」と警戒点を挙げつつも「前回の防衛戦より今回は距離が近くなる。打ち合いの中で技術を見せたい」と自信を感じさせた。こちらはシャドー、バッグ打ちをそれぞれ1Rずつこなした。
→会見に臨むツナミ
また福本雄基(三谷大和S)を迎えて日本スーパー・フライ級王座の防衛戦に臨む佐藤洋太(協栄)も2Rのスパーリング。ロープを背にしながらも鋭い左右のストレート、アッパーをカウンターするなど、テクニックを披露していた。
こちらは「欲を出すとこけちゃうタイプなので」と前置きしつつも「日本タイトルを獲って欲が出てきた。世界の匂いがするような勝ち方をしたい」と宣言した。
→スパーを公開した佐藤
当日はもうひとつ加藤壮次郎(協栄)VS井上庸(ヤマグチ土浦)の日本&東洋太平洋ウェルター級タイトルマッチも行われる。加藤の持つ日本タイトルと、空位の東洋太平洋タイトルが争われる。 |