11月4日（木）東京・三軒茶屋にあるシルバーウルフジムにて、長島☆自演乙☆雄一郎（魁塾）が公開練習を行った。長島は11月8日（月）東京・両国国技館で開催される『K-1 WORLD MAX 2010 　-70kg World Championship Tournament FINAL』トーナメント準々決勝でマイク・ザンビディス（ギリシャ）と対戦する。

　大勢のマスコミが集まる中、オレンジ色のバレーのユニフォームで登場した長島。現在開催されている世界バレーのマスコット、ブーナスとバレブーを引き連れており、「今、世界バレーで日本が活躍しているので自分もそれに乗っかろうかと思いました。コスプレもそうですけど、衣装を着るだけで勝手に仲間入りした気分になれます」と今回のコスプレの意図を説明。ちなみにユニフォームの背番号は自演乙の乙で「02」。

「バレーは今までに経験ない」という長島は、早速バレーの練習へ。スタッフが投げるボールをレシーブで受けるも的確に返すことが出来ない。スパイクにも挑戦したが、スタッフの顔面に直撃するハプニングもあった。

　気を取り直して、練習コスチュームに着替えた長島は大宮司進（だいぐうじ・すすむ）トレーナーを相手に2分1Rのミット打ちを披露。パンチを一発一発確かめるように打っていき快音を響かせる。その中でも特に目を引いたのがアッパーだった。

「このジムでの練習はもちろんですが、ボクシングのトレーニングを増やしました。具志堅（用高）さんの白井・具志堅スポーツジムに出稽古に行っていて、右アッパーを教えてもらいました。元世界チャンピオンは人と違う空気で（笑）、直感的な感じで教えてくれます。『バッ、バッと打て』と言われ、バッがわからないのでそれを理解するのに頑張っています」と、まだまだ未完成ではあるが具志堅仕込みの右アッパーに磨きをかけている。

　今回の相手のザンビディスはパンチを得意としている相手だけに、打ち合いは必至。「ビデオを見てしっかり研究してディフェンス面もしっかりやっています。ザンビディスのパンチをもらわないことは大事ですけど、場面場面で打ち合うことになると思います。勝つには100％パンチしかありません」とパンチでのKOを狙う。

　また、先ほどのバレー特訓にもヒントを得、「飛んでくる玉はどこから飛んでくるのかわかりません。ザンビディスのフックと変わりません。動体視力が向上するので、有効対策だと思います。完璧ですね」とザンビディス撃破に自信を見せた。

　練習終わりには、再びお色直しを行い、アニメ「絶対可憐チルドレン」のキャラクター・野上葵のコスチュームで登場。「NJKFのベルトを獲ったときの入場曲が、絶対可憐チルドレンのものでした。何か縁があるのでこれにしようと思いましたね」と世界タイトル獲得前に原点回帰で気を引き締めた。

　今回のトーナメントは、勝ち上がれば1日に3試合こなす過酷なものとなる。決勝戦で対戦したい相手について訊かれると、「一緒に練習していたイ・スファンとは『お互いに勝ち上がって決勝戦でやりたいね』と言っていたけど、スファンはFINAL16でドラゴに敗れてしまったのでドラゴとやりたいですね」とスファンの敵討ちを狙うとした。


TBS/FEG
「K-1 WORLD MAX 2010
-70kg World Championship Tournament FINAL」
2010年11月8日（月）東京・両国国技館
開場16：30　開始18：00

＜決定対戦カード＞

▼トーナメント準々決勝　第1試合　K-1ルール
マイク・ザンビディス（ギリシャ/Zambidis Club）　　
VS
長島☆自演乙☆雄一郎（魁塾/K-1 WORLD MAX2010日本代表決定トーナメント優勝）

▼トーナメント準々決勝　第2試合　K-1ルール
アルバート・クラウス（オランダ/チーム・スーパープロ/K-1 WORLD MAX2002世界王者）
VS
ジョルジオ・ペトロシアン （イタリア/サトリ・グラディエートリウム・ネメシス/K-1 WORLD MAX 2009世界王者）

▼トーナメント準々決勝　第3試合　K-1ルール
ドラゴ（アルメニア/チーム　SHOW TIME）
VS
モハメド・カマル（モロッコ/ボスジム アムステルダム/K-1 WORLD MAX 2010 西ヨーロッパトーナメント優勝）

▼トーナメント準々決勝　第4試合　K-1ルール
ミハウ・グロガフスキー（ポーランド/TKKFシェドリツェ）　
VS
佐藤嘉洋（名古屋JKファクトリー/K-1 WORLD MAX2008世界3位）

▼トーナメント準決勝　第1試合　K-1ルール
ザンビディス×長島の勝者
VS
クラウス×ペトロシアンの勝者

▼トーナメント準決勝　第2試合　K-1ルール
ドラゴ×カマルの勝者
VS
グロガフスキー×佐藤の勝者

▼トーナメント決勝　K-1ルール
準決勝　第1試合の勝者
VS
準決勝　第2試合の勝者

▼リザーブファイト　3分3R延長1R
日菜太（湘南格闘クラブ/Toshin Family）
VS
アンドレ・ジダ（ブラジル/ユニバーシダデ・ダ・ルタ）

▼スーパーファイト　3分3R延長1R　63kg契約
久保優太（DC LAB/K-1 WORLD MAX 2010 -63kg日本トーナメント準優勝)
VS
HIROYA（TRY HARD/K-1甲子園2008優勝）

▼スーパーファイト　3分3R延長1R　70kg契約
山本優弥（青春塾/K-1 WORLD MAX 2009第3位）
VS
池本誠知（総合格闘技スタジオSTYLE/第3代DEEPウェルター級王者）

▼スーパーファイト　DREAMルール　1R10分、2R5分　無差別級
石井　慧（アイダッシュ/北京オリンピック柔道金メダリスト）
VS
アンズ"ノトリアス"ナンセン（ニュージーランド／ETK/WKBFキックボクシングクルーザー級＆ヘビー級王者＆IMFムエタイニュージーランドヘビー級王者）　

▼オープニングファイト　K-1ルール　3分3R　63kg契約
大石駿介（OISHI/J-NETWORKライト級王者）
VS
西山誠人（アクティブJ/元WFCA世界ライト級王者）

▼オープニングファイト　K-1ルール　3分3R　85kg契約
ファビアーノ・ダ・シルバ（ブラジル/極真会館/2005年第3回全世界ウェイト制軽重量級3位）
VS
ヤン・カシューバ（カナダ/バンゲリング・スピリット/unit-K/2005年ワールド士道館空手ミドル級王者）

＜チケット料金＞
A席8,000円　B席6,000円
※SRS席、RS席、S席は完売。

＜チケット販売所＞
K-1オフィシャルサイト＝http://www.k-1.co.jp
i-mode K-1オフィシャルサイト
Yahoo！ケータイK-1オフィシャルサイト
EZ web K-1オフィシャルサイト
チケットぴあ＝TEL：0570-02-9999（Pコード594-720）
ローソンチケット＝TEL：0570-084-003（Lコード30000）
CNプレイガイド＝TEL：0570-08-9999
キョードー東京＝TEL：0570-064-708
イープラス＝http://eplus.jp

＜チケットに関するお問い合わせ＞
キョードー東京＝TEL：0570-064-708