12月23日(木)のWBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦(大阪府立体育会館)に出場する両選手の予備検診が21日(火)、大阪市内の日本ボクシングコミッション関西事務局で行われた。同級6位の久高寛之(仲里ATSUMI)、王者ウーゴ・カサレス(メキシコ)とも体調に問題なしと診断された。
久高は初対面だったカサレスについて「予想通り、強そうなチャンピオンだなと思った」と印象を語った。「過去2回の世界戦の時もそうだけど、リラックスしている。今回も気負いすぎずにできている。気持ちは必死だが、落ち着いて自分のボクシングをするだけ」と自信を漂わせた。
一方のカサレスは名城信男(六島)から王座を奪い、これが3度目の防衛戦。「調整はうまくいっている。減量もコントロールできている」とこちらも落ち着いた表情だった。
以下は検診結果(カサレス、久高の順)
▽身長 163センチ、164センチ
▽首回り 36センチ、35センチ
▽胸囲 84.5センチ、83センチ
▽胸厚 20.5センチ、21.5センチ
▽視力 左右とも2.0、右1.5左1.2
▽リーチ 165センチ、162センチ
▽ナックル 右27・5センチ左27センチ、左右とも25センチ
▽血圧 115/70、151/86
▽脈拍 57、44(ともに1分あたり)
▽体温 37・0度、37・2度 |