8月1日(土)都内ホテルにて、明日(日)さいたまスーパーアリーナで開催されるワールドビクトリーロード『戦極〜第九陣〜』の前日記者会見が行われた。
会見には國保尊弘WVR取締役と計量を無事にクリアーした出場全18選手が出席し、明日の試合への意気込みを語った。
今大会で注目を集める「戦極フェザー級グランプリ2009」。優勝候補の呼び名の高い日沖発(ALIVE)は「明日は自分のやってきたことを信じて、ベストを尽くして思いきり戦いたいと思います」と力強く意気込む。
対する金原正徳(パラエストラ八王子/チームZST)は、念願の日沖戦が間近に迫り「遂に日沖選手と対戦すると思うと嬉しいです。明日は“強いやつが勝つ”のではなく、“勝ったやつが強い”ということ証明したいと思います」とこちらも負けてはいない。
現在の戦績は14戦無敗、グランプリでも圧倒的に勝ち上がり今最も勢いのあるマルロン・サンドロ(ブラジル/ノヴァウニオン)は「まず神様に感謝します。そして戦極の皆様にも感謝します。明日に向けて自分のチームを代表して長旅をしてきました。明日はチャンピオンになることを証明したいと思います」とパンクラス王座に続き、2つめのベルト獲りを狙う。
一方の小見川道大(吉田道場)は会見場に姿を見せると、壇上に飾ってあったベルトに手を合わせ気合十分の様子。「マルロン選手という強い選手と試合ができて光栄に思います。明日は自分のスタイルを貫いてチャンピオンになりたいと思います」と優勝宣言していた。その他の出場選手の意気込みは以下の通り。
藤田和之
「イワノフ選手は(自分に対して)謙遜しているが、世界最強といわれるヒョードルを倒すという世界で一番勢いがあってセンスもあるファイターと対戦できて、久しぶりに武者振いしていますし、興奮しています。明日はお互いのハートと意地を正面からぶつけ合って最大のインパクトある試合をしたいと思います」
ブラゴイ・アレクサンドル・イワノフ
「藤田選手という強いファイターと対戦できて感謝しています。藤田選手は想像していたとおり、とても強そうですね。負けもほとんどなく、とても強い選手を倒している。明日は難しい試合になるだろうけど、全力を尽くして頑張ります」
郷野聡寛
「久しぶりの会見ということで空気の読めない格好で来てしまいました。皆さんも疲れているでしょうし、今回は空気を読んで何も言わないでおきます。明日は入場からはじけるので楽しみにしてください」
ダン・ホールバックル
「再び戦極に呼んでいただいたことを感謝しています。郷野選手の復帰戦という大きな試合で呼んでいただいて嬉しく思います。明日は日本が新しいホームになるようないい試合をしたいです。」
光岡映二
「自分はKOTCでデビューしたので、KOTCの元チャンピオンと対戦できることは感慨深く思います。僕はケージフォースのリングで元KOTCチャンピオンのタクミ選手をぶっ倒しているので、2人目のチャンピオンも倒したいと思います」
クレイ・フレンチ
「もう1度戦極に呼び戻してもらい感謝しています。光岡選手は強い選手なので、全身全霊をかけて戦いたいと思います。ただ勝つ自信はあります」
ジョン・チャンソン
「前回の試合で負けてしまいましたが、またトーナメントに残ることができました。参加するチャンスをくれたことに感謝します。ファンに熱い試合を見せます」
マット・ジャガース
「再び戦極のリングに上がれることを感謝いたします。ジョン選手はタフなので、全力でぶつかっていきます」
中尾“KISS”芳広
「ムベという自分が好きな選手と対戦するわけですが、向き合ったときにキムチ臭かった。もう少し少なくして試合に臨んで欲しいです」
チェ・ムベ
「今回中尾選手と試合をするが、いい試合を見せたいと思います」
ワールドビクトリーロード
「戦極〜第九陣〜」
2009年8月2日(日)さいたまスーパーアリーナ
開場14:00 開始16:00
<全対戦カード>
▼メインイベント(第10試合) 戦極ライト級チャンピオンシップ 5分5R
北岡 悟(パンクラスism/王者)=69.9kg
VS
廣田瑞人(GUTSMAN・修斗道場/挑戦者)=70.0kg
▼セミファイナル(第9試合) 戦極フェザー級グランプリ2009決勝戦 5分3R
日沖×金原の勝者 VS 小見川×サンドロの勝者
▼第8試合 戦極ミドル級チャンピオンシップ挑戦者決定戦 5分3R
三崎和雄(GRABAKA)=83.0kg
VS
中村和裕(吉田道場)=83.0kg
▼第7試合 戦極ヘビー級ワンマッチ 5分3R
藤田和之(藤田事務所)=112.5kg
VS
ブラゴイ・アレクサンドル・イワノフ(ブルガリア/SKアブソリュートブルガリア/韓国サンボ連盟)=110.0kg
▼第6試合 戦極ウェルター級ワンマッチ 5分3R
郷野聡寛(GRABAKA)=76.0kg
VS
ダン・ホーンバックル(アメリカ/McVicker's Martial Arts Academy)=75.3kg
▼第5試合 戦極ライト級ワンマッチ 5分3R
光岡映二(フリー)=70.0kg
VS
クレイ・フレンチ(アメリカ/HIT Squad)=69.9kg
▼第4試合 戦極フェザー級グランプリ2009 リザーブマッチ 5分3R
ジョン・チャンソン(韓国/CMA KOREA/KTT)=64.8kg
VS
マット・ジャガース(アメリカ/Team Wolfpack)=64.6kg
▼第3試合 戦極フェザー級グランプリ2009 準決勝 5分3R
小見川道大(吉田道場/日本国際柔道大会66kg級優勝)=64.9kg
VS
マルロン・サンドロ(ブラジル/ノヴァウニオン/第2代フェザー級キング・オブ・パンクラシスト)=64.7kg
▼第2試合 戦極フェザー級グランプリ2009 準決勝 5分3R
日沖 発(ALIVE/修斗世界ライト級2位・TKO世界フェザー級王者)=65.0kg
VS
金原正徳(パラエストラ八王子/チームZST)=65.0kg
▼第1試合 戦極ヘビー級ワンマッチ 5分3R
中尾“KISS”芳広(TEAM TACKLER)=103.0kg
VS
チェ・ムベ(韓国/チーム・タックル)=109.4kg
▼オープニングファイト第3試合 ドン・キホーテpresents戦極G!杯 ライト級決勝 5分2R
臼田育男(木口道場) VS 安藤晃司(和術慧舟會東京本部) ▼オープニングファイト第2試合 ドン・キホーテpresents戦極G!杯 フェザー級決勝 5分2R
原井 徹(毛利道場) VS 大澤茂樹(吉田道場/戦極育成選手) ▼オープニングファイト第1試合 ドン・キホーテpresents戦極G!杯 バンタム級決勝 5分2R
沼尻 健(木口道場) VS 小森亮介(吉田道場) <チケット料金>
VIP席100,000円(専用入場ゲート・特典付き) RRS席30,000円 戦極シート(SS席)17,000円(特典付き) SS席17,000円 S席12,000円 A席7,000円 <お問い合わせ>
ワールドビクトリーロード=TEL:03−5381−7108 ●戦極夏祭り
2009年8月2日(日)13:00〜 場所:さいたまスーパーアリーナ入り口付近会場内外 ●戦極2009年度スケジュール
8月2日(日)『戦極〜第九陣〜』(さいたまスーパーアリーナ):フェザー級GP準決勝、決勝 9月23日(水・祝)『戦極〜第十陣〜』(さいたまコミュニティアリーナ)
11月7日(土)『戦極〜第十一陣〜』(両国国技館)
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